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三好さんとごはん

 こないだ、船橋東武の催事に「日の出製麺所」が出店したときのことが、こちらに載っている。

 その「日の出製麺所」の三好さんが、きのうまた上京したので、ごはんを食べた。今度は何ですか、と尋ねたら「ニューヨークにうどんを打ちに行くんです」とのことであった。
 この、うどんを世界に広めようという「SANUKIプロジェクト」のことはここに書いてある。うどんの話もそうだけれど、三好さんがジョギングしていたら迷子になったとか、まぁとにかく面白いのでご一読を。

 三好さんをどこにお連れしようかな、と考えて、結局いつも行くごはん屋さんにした。ここはうどん屋さんでもあり、以前日の出のうどんを差し上げたことがある。実はおとといも、TBSの赤荻くんと一緒に食べにきたのだけれど、帰りに「やっぱりここにしよう」と思ったので、二日続けておじゃました。

 三好さんとお会いするのは、2年前の取材のときと、こないだの船橋に続いて3度目で、よく考えたらちゃんとお話したことが無かった。でも、最初にお会いしたときに、三好さんはじめ日の出製麺所の皆さんの暖かい雰囲気がとても好きになったので、ぜひまたお会いしたいと思っていたのだ。

 お店のこととか、うどんのこととか、食べながらいろいろ教えてもらったのだが、お店を始めるに至った経緯は何度聞いてもおかしくて笑ってしまう。

 香川には、製麺所なのだけれど店先や軒先でうどんが食べられるところがいくつもある。日の出製麺所は大きな製麺卸なのでそれはやっていなかったのだが、讃岐うどんブームのとき、通りかかった人が「どうしても食べてみたい」というので、仕方なく茹でて食べさせたのだそうだ。
 そんな光景を見た近所の人が「あそこうどん屋始めたみたい」というのでやってくるようになり、仕方が無いのでテーブルを出してしょうゆだけ置いておいたら、いつの間にか近所の人が自分でネギやしょうがを持ってくるようになり、さらには「ネギとしょうがを他のお客さんにもふるまってる!」(三好さん談)という光景を見て、これはいかんというので店を1時間だけやることにしたのだそうだ。

 つまり、日の出の従業員さんは、自分たちの昼休みを返上してお客さんの相手をしているわけだ。それなのに、皆さん本当に親切でやさしい。「日の出製麺所」を検索すると、店の方の優しさと、三好さんの「美人の奥さん」の話がよく出てくる。そして奥様は本当に美人。

 おとといは最後にいくらご飯を食べたのだが、きのうはうどんでシメ。三好さんにはとても喜んでもらえて、私も嬉しかった。

 三好さんが新橋のホテルに泊まっていたので、もう一軒、銀座のバーに行く。翌朝7時の成田エクスプレスに乗るので、行きの飛行機でよく眠れるように、あえてちょっと夜更かしをするのだとか。

 今朝「行ってきます」というメールが届いていたから、無事起きてニューヨークに向かったらしい。
 私はきょう、こないだ三好さんにいただいて冷凍しておいたうどんを茹でて食べた。最初はぶっかけ、次は釜玉。やっぱりおいしい。家でこのうどんが食べられるって、本当に嬉しい。今度はちゃんとだしをとって、かけうどんにしてみようかな。

 今度は私の方が四国に行って、お店で出来立てのうどんを食べよう。本当においしかったもんなぁ。

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