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庄司さんの本

051121

 「体当たりリポーター 庄司麻由里のへのカッパ」 グラフ社

 はなまるアナの庄司さんが本を出した。「イマイズミさん、宣伝してねっ!」と本をいただいたので読んでみたら、仕事仲間だということを抜きにしてもとても面白かった。

 庄司さんはもともと女優だったが、背が高かったために役がつかなかった、という話はご本人から聞いていた。でも、お父さんが役者さんだったとか、背が高いためについた役がどんなものだったか、までは聞いたことが無かった。

 同じ仕事をしていても、はなまるアナ同士が同じ日に出ることはまず無いので、実際のところ会うことはあまり無い。テレビではよく見ているので会ってない気がしないけれど、という一般視聴者と同じような状態。だから、読むたび「へー」という感じであった。

 女優だった庄司さんがどうやってリポーターになっていったか、という過程もかなり面白い。私はもともと、庄司さんのロケで起こったハプニングの話などを、自分のロケ中にスタッフから聞くのが大好きなのだが(ご本人は大変な目にあっているのだが、話としては面白いことばかり)まだまだこんなにあっただなんて。

 でも、この仕事に対する基本的な考え方だとか、はなまるマーケットという番組のどこを大事に思っているか、といったことは、私と変わらないのがよくわかった。お互いいちいちそんな話はしないのだが、それはオンエアを見ていれば大体わかるので、読んでみて「やっぱり同じだな」と思ったというか。

 リポーターという仕事については、これを読めば大体わかるので、この業界を目指そうという人がいたら読んでみたらいいと思う。別に目指してなくても、単純に面白いけれど。私はうっかり電車の中で読んでしまい、笑いがこらえきれなくて電車を降りたほど。生放送に遅刻しそうになり、ギリギリでスタジオに入ったあとの顛末なんかは爆笑だ。

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