原稿を書く
きのうに引き続き名古屋で仕事をしているはずだったが、きのう書いたような事情により空いた。雑多な用事はきのう済ませたので、きょうは「きものサロン」の原稿を書いた。堤ノンさまの撮影にくっついていったら、その場で決まった仕事だ。
1200字程度、という依頼だった。400字詰め原稿用紙だと3枚かー、けっこうあるよなーと思いながら書いていたらあっという間にオーバーし、あちこち削る羽目になった。普段こうやって字数も何も考えずだらだら書いてるから長くなるんだな。
書いてから改めて「きものサロン」を読んでみたが、この雑誌はどういう人が読むんだろう。少なくともきものにたくさんお金が使える人が読むのは間違いない。エッセイのタイトルは「私のきもの世界」なのだが、この雑誌を読む人は、私なんかのきもの世界にはとりたてて興味など無いんじゃないだろうか。
どんな世界でも上には上があるもので、それはきものの世界も同じだ。私は今のところ、高いきものを着ていくような場所に縁が無いから、普段着のきものを着ている。普段きものを着るようになったおかげで、今後、世界中どこであっても、何かすごい場所に行くことになったときには、タキシードを作るよりもきものを作った方がいいよなー、と考えられるようになった。多分タキシードよりもちゃんとふるまえると思う。そういう意味では、きものを着るようになったのはいいことだと思っている。
とはいっても、今後の私の人生に起こりうる「すごい場所」ってどこだろう。歌手だったら紅白、作家だったら芥川賞とか直木賞の授賞式、とかだろうけど、アナウンサーのすごい場所なんて別に無いよな。すごい場所で司会、というのならあるかもしれないけど。
夜は「こども放送局」の忘年会。去年仕事で参加できず、今年はぜひと言われていたので、名古屋から駆けつけようと思っていたが、最初から普通に行けるな。結果オーライってとこか。もう一つ頼まれている原稿があるので、この勢いで書いてしまおうっと。
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