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2006年2月

なんか違う

 荒川選手が帰ってきた。しばらくいろいろと大変なんだろうなぁ。

 さっき、スーパーJチャンネルで「検証 瞬時に演技変更 荒川静香金の真実」という特集を放送していたのだけれど、これがまぁいいかげんな内容であった。だって、トリプルをダブルに変更したことについて解説しているのが森末さんなんだもん。森末さんは金メダリストだが、それはロス五輪の体操。サッカーとスケートほどは違わないけれど、でも違うじゃん。

 想像すると、きょうのニュースデスクが「荒川で1本作れ」とディレクターだか記者だかに指示を出し、とりあえずコメントできる人を探してはみたものの、スケジュールが抑えられたのが森末さんだけだったのだろう。

 急に特集を作る大変さは、私も記者をしていたので知っているが、せめて森末さんじゃなくて、有名じゃなくてもスケート経験者に話を聞くべきじゃないのか。精神的なことじゃなくて技術的なことを聞いているんだし。

 金芽米が売れたり、トゥーランドットのCDが売れたり、すごいなぁ。この勢いでリンクも増えたらいいのに。


アドバイス

 五輪が終わったと思ったら発表会だ。あ、以前「大人になってから踊っている人」という条件で、発表会にお誘いしようかと書いたら、本当にメールを下さった方が数名いらした。大変ありがたいのだが、まだ本当にお誘いする覚悟ができていない。客席に行ってお礼を言う暇もおそらく無いし。せっかくメールを下さったのにごめんなさい。

 佐分さんと久々にランチ。半年に一度ぐらい、一緒にごはんを食べて近況報告をするのだが、今回は佐分さんの希望により黒豚しゃぶしゃぶということになっていた。
 私がネットで店を探したのだが、行ってみたら開いてなくて(無休って書いてあったのに!)急遽近くのホテルのしゃぶしゃぶ屋に行くことにした。

 しゃぶしゃぶ屋の手前に天麩羅屋があり、油のはねるいい音と香ばしい匂いが私達を包んだ。5秒ほど考えて結局天麩羅にしてしまった。ゆるい。

 佐分さんに「今泉さんって、仕事ができない後輩でも、いいところを見つけて伸ばそうとしてくれますよね」と言われて、そうかなーと思って考えてみた。

 新人だから仕事ができないのは当たり前だと思っている。経験が無いからできない人に「なんでできないんだ」と言っても意味が無い。だから、いい経験が積めるようにアドバイスをするのは本当。でもそれって、アドバイスをしたくなるような人だからするのであって、言っても聞かない人にはしない。そこまでお人よしじゃない。

 福岡にいた頃、他局の後輩のアナウンサーと話す機会があり、その時にできるアドバイスをしたのだが、後日その局の同期から「なんか講釈たれてたって言ってたよ」と聞いて、やっぱりなと思った。話をしていて、なんだかこの人ダメだなーと思ったからアドバイスをしたのだけど、ちゃんと聞いてなかったもんな。
 その人はいつの間にかアナウンサーではなくなってしまった。やっぱりな。

 私が大事にしているのは、その人が仕事に向かう姿勢。たとえ新人で仕事ができなかったとしても、姿勢は見えるものだ。
 仕事について甘えていたり、やるべきことをやっていなかったりしたら、私は甘やかさない。そんな状態でいい仕事などできるわけがないから。私のことを厳しい先輩だと思う人もいるようだが、厳しいのは私じゃなくて仕事だよと言いたい。

たら、ればは無し

 荒川選手の金メダルを見届けて、午後から仕事だったのでひと眠りしようと思ったのだが興奮して眠れず、朝から祝杯と称してビールを飲んで寝たら寝坊した。

 鹿児島から亀甲さんが上京すると連絡があって、せっかくだからランディさんも誘ってごはん、と思ったら、ランディさんは横浜中華街でお友達と食事をするというので、そこに亀甲さんと混ぜてもらうことにした。

 中華街はお店の門構えや名前が似ているので、以前入った店をいつも忘れてしまう。ランディさんが昔行ったというお店は、こじんまりしていたが料理はおいしかった。おばさんがとても強引だったが、それもまぁ中華街ってことで。

 家に帰ってテレビをつけたら、もう荒川静香大フィーバーであった。荒川選手の金メダルは私にとっては予想外でもなんでもなかったので、わりと冷静なのが自分でも面白い。

 元スケート選手の方が、荒川はピークが過ぎたと自分の本に書いたり、週刊誌のインタビューで話したりしていて、こんなこと言わなきゃいいのにと思っていた。金メダルを取ったらどうするんだろうと思ったら、ニュースのインタビューに答えて「いち荒川ファンとしておめでとうと言いたい」と言っていた。荒川ファンって。

 入院しちゃった議員さんもそうだけど、人のことをとやかく言っておいて、それが間違いだったときって、やっぱり恥ずかしいんだろう。でも、よく調べないで人のことを悪く言ったのだから、ちゃんと謝ったらいいのに。

 改めてオリンピックを見直して、村主選手の構成点が伸びなかったのは、荒川選手のすぐ後に滑ったこともあるかもな、と思った。2人のスケーティングは持ち味が違う。荒川選手は深いエッジで伸びる滑りで、村主選手はスピードのある軽やかな滑り。今回の荒川選手のフリーのスケーティングは本当に大きくて伸びやかだったので、直後に村主選手を見ると滑りが小さく見えてしまうかもしれない。

 全日本のときには、村主選手の後に滑った中野選手が小さくまとまって見えた。現在のルールは相対評価ではなく絶対評価ということにはなっているが、すぐ前の人と比べたときに、前の人と同じだと思わなかったら、当たり前だが点数は低くなる。村主選手だけじゃなく、今回の荒川選手の後に誰が滑ったとしてもその傾向はあったんじゃないか。

 佐賀女子高校新体操部の光岡先生が、よく「たら、ればは無し」とおっしゃる。演技を終えたあとで「演技順が違ったら」「あの技が出来ていれば」と言っても仕方が無いということなのだが、本当にそうだ。演技順も体調も、全部含めて試合。

 アメリカのNBCのサイトのリポートで、ソルトレイクで銀から金にメダルが変わったペアのサレとペルティエがコメントをしていて、荒川選手についてサレが「トリプルトリプルのコンビネーションを入れなかったのはとても残念。彼女には簡単にできるのに」と言っている。

 サレもそうだけれど、現在のルールで試合を戦ったことが無い人には、今の選手にかかっている負担はまだ理解できないのではないだろうか。やらなければならないことが本当に多いし、少しでもミスをすると確実に減点されてしまう。どの選手のプログラムもとても緻密に作られていて、休むところが無い。
 今大会は本当にミスが多かった。ルールが影響しているのは間違いない。そもそも、サレとペルティエのことがあったからルールが変わったんだけれど(2人に罪は無いが)。

 私だってトリプルトリプルは見たかったけれど、それが無くても人の心に残る演技ができたのだからよしとする。演技の直後に、お互い確実に起きて見ていると知っているのでみずえさんが電話をかけてきたのだが(早朝の興奮の共有)、ため息をつきながら「わたしはあと4年、このことを反芻しながら生きていけるよ」と言ったので笑った。確かにそんな感じ。

おめでとう

 世の中はミキティだ真央ちゃんだと騒いでいたが、私は最初から、メダルを取るなら荒川選手だと思っていたし、できるならそれが金であればと思っていたし、その可能性は十分にあると思っていた。そのためにはまずミスをしないことが必要だったので、メダルはともかく本人の最高の演技を見せてくれればと、ただそれだけを願っていた。

 本来入れる予定のトリプルが2つ入らなかった。でも、そんなことはどうでもいいと思えるほどに素晴らしい演技だった。
 最後のストレートラインステップの、スケートの滑り方はすごかった。レベル3の認定だ。
 私はスケートがちょっとだけ滑れる程度なのだが、それでも荒川選手のように滑るのがどれだけ難しいことかはわかる。練習すればできるというものではない。

 テレビの画面で見ると、荒川選手の動きはゆっくりに見える。でもジャンプは流れているし、リンクの端から端まで動いている。ゆったりと動いているのにスケートは滑っている。この滑る力は世界一だと、佐藤久美子コーチが本に書いていたが、まったくその通りだと思う。

 村主選手もよく頑張った。転んだコーエンやスルツカヤの下になってしまったが、ジャッジのスコアを見ると、3つのジャンプでダウングレード(不完全なジャンプ、という判定を受けて基礎点よりも点が下がる)を取られているのが残念。コーエンは、転んだあと自分が得意なスピンやスパイラルをしっかりやったので、レベル4と認定された上にグレードが上がって(質が高いという判定を受けて基礎点よりも点が上がる。例えばスパイラルステップレベル4の基礎点は3.4だが、コーエンは全てのジャッジからプラスの評価を受けて5.4まで上げている)ジャンプのミスをカバーしている。
 村主選手が上位3人の中に食い込むためには、ジャンプでミスをしてはいけないということになる。現在のルールでは、たとえ転ばなくても、難しいことをちゃんとやらなければ点数は上がらない。

 とはいえ、オリンピックの最終グループで、ミスを最小限に抑え、転ばずに最後まで演技をしたのは荒川選手と村主選手の2人だけであった。素晴らしいと思う。

 コーエンは、試合前の6分間の練習のときから、顔色が青かったしジャンプも失敗してばかりだった。村主選手にも荒川選手にもぶつかりそうになるほど、周りが見えていなかった。これではダメだろうな、と思ったらその通りだった。ただ、2度転んだあとあきらめなかったのはすごい。色が変わろうと、絶対にメダルだけは欲しかったのだと思う。
 スルツカヤがこんな演技をするとは、本人ですら想像してはいなかっただろう。一番得意なトリプルループで転ぶなんて。

 これがオリンピックなんだな。午後から仕事だから、見終わったらちょっと寝ようと思ったのだけど、興奮して眠れないのでビールを買いに行ってしまった。朝7時なのに。まぁ祝杯ってことで。

 付け加えると、NHKの刈屋さんの実況はとても良かった。日本選手の演技中、ほとんど喋っていなかったが、きっと喋れなかったんだろう。その気持ちはよくわかる。
 以前、どうでもいいことを喋るぐらいなら、そこには演技があるんだから黙ればいい、と書いたことがあるのだが、オリンピックでそれができるのは、その競技の本質がわかっていて、競技に愛情があるからだと思う。オリンピックでこんなに喋らない実況は珍しいが、誰かそのことに文句がある人はいるだろうか。

 若いアナウンサーの皆さん(特に民放の)。こういう実況もあるんですよ。喋るだけが実況じゃありません。とここで書いても誰も読んでないだろうけど。

 残念だったのは、演技中も天気予報が出続けていたこと。ジャマだったー。確かに天気予報は大事な情報だけど、荒川選手の演技の間、天気を見る人がいるかっての。演技中だけでも外すぐらいの機転が利いたらなー。

おしゃれ工房に通崎さん

 きょうの「おしゃれ工房」のゲストは通崎睦美さん。自分自身すっかり忘れていたが、「暮らしQ&A」をやっている頃、おしゃれ工房のプロデューサーに「通崎さんを紹介してほしい」と言われて、通崎さんに連絡をとってご紹介したのだった。

 通崎さんとお知り合いになるきっかけになった「ダ・ヴィンチ」の取材で伺った、京都の菅野さんのお店も出ていた。京都に行きたいなー。

 荒川選手が優勝した、2年前のドルトムントで開かれた世界フィギュアを見ている。旧ルールで行われた最後の世界選手権だ。
 コーエンはこの頃から、技術的にはほとんど変わっていない。言いかえれば、当時から今のルールに合っている選手だということだ。優勝した荒川選手は、今よりもずっと構成要素が少ない。当時のルールでは要求されていなかったからなのだが、それでもこの時のノーミスの演技には、3階席の観客までもがスタンディングオベーションをしていた。

 世界選手権の優勝で引退も考えた荒川選手だが、それ以降身に着けた技術の多さに、改めて驚いてしまう。新しいルールに本人は悩んでいたそうだが、結果的にルール変更のおかげで、隠れていた能力が表に出てきたわけだ。

 ソルトレイクでは、スルツカヤもコーエンも金メダルを狙う選手だった。結果は、スルツカヤが2位、コーエンは4位。その時村主選手は大健闘の5位で、荒川選手は出場すらしていなかった。
 4年経って、スルツカヤとコーエンが共に金メダルを争う位置にいるのはすごいと思うが、決して若くはない荒川選手と村主選手が、メダルを争うだけの力をつけていることもすごいと思う。

 2人とも、メダルはとりあえずどうでもいいから、スケート人生の集大成になるような、悔いの無い演技をして欲しい。そういう演技が見たいと心から思うし、そういう演技ができるよう心から願っている。

 早く寝なくちゃ。

女子ショートプログラムの得点

 ブログにスケートのことを書いているので、きょうはいろんな人に順位のことについて聞かれた。

 採点のことは実際に採点されたものを見ていくのが一番わかりやすいので、今日の女子SPの結果をちょっと見てみよう。

 放送を見ていて、点数が2つ表示されるのに気づいた人も多いであろう。

 最初に出るのは総要素点 (Technical Element Score TES)。ジャンプ、スピン、ステップの3つの要素についての採点。

 次に出るのは総構成点 (Program Component Score PCS)。滑る技術
 (Skating Skills SS)、要素のつなぎ(Transitions TR)、演技(Performance/Execution PE)、振り付け(Choreography CH)、音楽の解釈(Interpretation IN)、の5つについての採点。

 ここから転倒などの減点(Deduction)を引いた合計が得点ということになる。

 細かい採点の内容は試合が終わらないと見られないのだが、今わかる範囲で見てみよう。

 まず総要素点を高い順に並べると、

36.21 スルツカヤ
35.93 荒川
35.33 コーエン
34.20 マイズナー
33.25 ゲデバニシビリ
32.61 村主

 上位の3人は、飛んだジャンプの種類は同じ(トリプルルッツ+ダブルトゥループ)。そしてスピンやスパイラル(片足を上げて滑る動き)のレベルが高い。
 どこが違ったかというと、おそらくはジャンプ。コーエンのジャンプは降りたあと流れが止まってしまう傾向があり、ジャンプの質の評価で差がついたのではないだろうか。

 村主選手の得点が低いと感じた人もいただろうが、村主選手は上位3人ほどの柔軟性が無いので、スピンやスパイラルでなかなかレベル4が取れない。上位にミスが無い限り、総要素点で上回るのは難しい。

 続いて総構成点を高い順に並べると、

31.40 コーエン
30.49 スルツカヤ
30.09 荒川
29.14 村主
28.52 コストナー
26.98 ロシェット

 5つの項目全てで7点台を出しているのは上位4人。村主選手は、構成点では世界のトップクラスということだ。
 コーエンは、演技、音楽の解釈の2項目で、ただ一人8点台を出している。今回のSP、後半のスパイラルからストレートラインステップ、スピンまでの曲の使い方なんかを見ると、この採点は納得がいく。

 ということで、合計すると

66.73 コーエン
66.70 スルツカヤ
66.02 荒川
61.75 村主
59.40 マイズナー
57.90 ゲデバニシビリ

 ということになる。こうして見てみると、まぁ妥当な採点かな、という気がする。

 さて。

 コーエンはできる限りの最大のことをやったのだが、スルツカヤと荒川選手はコンビネーションジャンプを変えた。トリプルルッツ+ダブルトゥループは、2人にとっては易しいジャンプだ。スルツカヤは安全策で変えたのだろう。荒川選手は、本来2つ目にトリプルループを飛ぶ予定だったが、最初のルッツが少し前に傾き、着地で重心が前に乗ってしまったためとっさにダブルトゥループに変えた。この判断が空中でできるところが、荒川選手の感覚の天才的なところ。

 ちょっと考えてほしい。完璧にやったコーエンと、とっさに技を変えて演技を易しくした荒川選手の差が、0.71しかないのだ。荒川選手の持っている力がとても高く評価されていることがわかる。ルール改正以降、苦しみながらやってきたことが、今ようやく実っているのだ。

 これを書きながら、TBSの再放送を見ていたのだが、伊藤みどりさんが「荒川さんは本当はトリプルトリプルがやりたかったんでしょー?」とか「安藤さんは失敗しちゃったけど、トリプルトリプルに挑戦して攻めていた」とか、100%ジャンプに偏った解説をしていて笑った。さすが100年に一人の天才ジャンパーだ。偏りすぎだけど。

さぁ始まった

 ああ5時半。といってもきょうははなまるのオンエアなのでもともと早起き。

 昨日は打ち合わせ2つを終えてとっとと家に帰り、ほうれん草と豚肉の炒め物を作って10時過ぎに無理矢理寝た。何時に起きるか悩んだが、第2滑走がアメリカのキミー・マイズナーだったので結局3時に起きて最初から見て、製氷の間に風呂に入った。

 安藤美姫ちゃんの衣装は暗かったなー。たぶん近くで見たら素敵な衣装なんだろうけれど、氷の上では全然映えない色だった。ワダエミさんのデザインだそうだけど、スケートの衣装を作ったことはあるのかな。

 第4グループの練習が始まったところでニュースが入った。ニュースはいいから練習見せてよー。

 そろそろ出かけなければならないのだが、出かけるまでに荒川さんの演技が見られるだろうか。

青森に望むこと

 ああ。朝の5時を過ぎているのだが、カーリングを見ていたらこんな時間になった。日本は残念ながら準決勝に進めなかった。

 チーム青森のメンバーは、青森にカーリングのリンクができるから、とわざわざ移り住んできた人たちだ。
 カーリングは体力がそれほど必要無いので、強豪国のメンバーは三十代や四十代だったりする。
 チーム青森のメンバーはみな二十代(十代の選手もいるのかな)。結婚とか出産とかいろいろあるだろうけれど、今後もぜひ競技を続けて欲しいし、続けられる環境をみんなで作って欲しい。

 青森市はこれを機に、日本のカーリングのメッカになったらいい。青森の人がカーリングを応援してくれて、青森の子供たちがカーリングをやれるように、通年で練習できる体制を作ればいいのだ。スピードスケートのリンクの維持に比べたら、カーリングのリンクの維持の費用なんて市や県の予算の範囲内だ。

 オリンピック気分がなかなか盛り上がらなかったのだが、なんとなく盛り上がってきた。そしていよいよ女子フィギュアが始まる。

 荒川選手に関しては、こうなったらいいのにな、と私が思っていた方向に、全てが進んでいる気がする。グランプリファイナルに残らなかったことも、全日本で3位だったことも、モロゾフにプログラムを作り直してもらったことも。そのことを一番感じたのは、オリンピックの開会式で、パバロッティがトゥーランドットを歌ったときだ。
 イタリアを代表するオペラ歌手が、自分が大舞台のために選んだ曲を歌った。この曲で滑るだけで会場が盛り上がるのが目に見えるようだ。

 安藤美姫ちゃんの4回転については、私個人としてはどうでもいい。彼女はまだまだ選手として伸びしろがある。4回転を降りても降りなくても、これからスケーターとしてどう伸びたいのか、今回の五輪で気付くはずだ。そこから先の彼女が見てみたい。

 村主さんは、とにかく彼女の演技をして欲しい。今のルールでは不利な面はある。でも、そんなことはどうでもいい。彼女にしかできない演技を作り上げているのだから、それをやって欲しい。

 今週は寝不足必至だな。でもいい。4年に1度だし、こんな冬季五輪は私が生きている間に何度も無いだろうから。

カーリング面白いね

 カーリングは、やっている選手ですら地味だと言うくらいに一見地味だけれど、テレビに向いていないかというとそんなことはない。ルールの細かいところはともかく、わかりやすくて目が離せない。

 イタリア戦の最後の小野寺選手のショットはすごかったなー。ちゃんとストーンが曲がってあの位置に行くんだもの。
 勝利が決まったあと、小野寺選手はテレビカメラに向かって「青森のみんな~」と手を振っていた。オリンピックで素人丸出し。ステキ。

 そういや私はカーリングを取材したことがあったのだった。選手が履いている靴は、片方はゴム底で片方はつるつる。私は一応スケートは滑れるのだが、この靴を履いてリンクに下りた途端に転んだ。

 そしてストーンを思った位置に置くのはとても難しい。思った方向に滑っていかないのだ。大体にして、ストーンに触れないようにその前の氷をこするのだって簡単にはできない。ストーンのスピードについていけなくて何度も転んだ。

 オリンピック競技なのに、カーリング専用のリンクというのは日本に数えるほどしかない。これで勝てという方が難しい。別にカーリングに限らない。国として冬季の競技を強化することにお金を遣っていないのだから、私は日本がメダルを獲るってのは、どの競技にせよ大変なことだと思う。獲れると思っている方が間違いだ。

 フィギュアの女子選手が強いのだって、いろんな強化策はあるにせよ、たまたま選手個人の能力が高いというのが一番だ。その能力を発揮するために強化がある。

 東京の赤羽に、国立のトレーニング施設がある。二度ほど行ったことがあるが素晴らしい施設だ。今回の五輪を機に、冬季競技でもこんな施設ができたらいいと思う。長野五輪のときに作ったエムウェーブなんかは、普通に維持するのは難しいんだから、強化施設にしたらいいのに。横に合宿施設とトレーニング施設を建てればいいんだから、新たに作るよりずっと安い。

魔物の正体

 私はオリンピックに出たことは無いし、今後も無いと思うが(絶対に無いけど)、オリンピックに出るというのはどういう気持ちなんだろう。

 五輪には魔物が棲んでいる、とよく言うけれど、自分だけじゃなく周りの選手全てが特別な気持ちになっている、その状態が魔物だという気がする。自分だけ平常心でいようと思っても、他の人が平常心ではないから、本当に平常心でいられるかどうかは難しい。

 フィギュアの男子フリーは、プルシェンコの圧勝ではあったのだが、とにかくミスをしない、ということだけに集中した演技だったので、正直言って面白くなかった。表情も滑りも硬かったし。
 終盤のステップからようやく演技に力が入ったが、最後のスピンを回ってフィニッシュのポーズ、というところですっかり力が抜けていた。「あぁ終わった」という感じ。まったくその通りの気持ちだったのだろうが、オリンピックの金メダルの選手のフィニッシュにしてはちょっと寂しい。

 ミスをしないのは素晴らしいのだが、ミスをしなかったからといって素晴らしい演技だとは限らない。本人の気持ちが入っていない演技には、見ている方の気持ちも入らない。難しいなぁ。

 アイスダンスのオリジナルダンスでは、最終グループ5組のうち3組が転倒した。うち2組は、リフトをしながら(女性を持ち上げながら)回転しているところでの失敗。女性を支えている手が外れてしまったり、抱えるところで抱え切れなかったりと、練習でもおそらく無いであろうミスが出ていた。最初の組の転倒はアクシデントなのだけれど、その後の組の転倒は、まさに空気が伝わってしまったかのようだった。そういえばソルトレークでも結構転倒があったっけ。

 コンパルソリーを終えてトップだった地元イタリアのフーザルポリ・マルガリオ組はオリジナルダンスを終えて7位。最終グループに残れなかった。最後のリフトでの転倒で、立ち上がったらそこで演技が終わった。観客へのおじぎもせず、女性のフーザルポリは氷上でマルガリオを10秒以上睨みつけていた。怖かったー。

 旧ルールの場合、フリーに関しては、失敗したジャンプをあとでやり直すこともできたし、そのことで演技全体の印象を変えることもできた。でも新ルールでは、失敗は全て失敗だ。例えば、失敗したジャンプを繰り返しても、ジャンプの数が規定を超えた場合は採点されない。高橋選手は転倒した分を取り返そうとして予定に無いジャンプを飛び、結果的には点数を失うことになってしまった。

 新ルールが選手に与える影響は、プログラム構成の面でも心理面でも大きいんだなーと五輪を見て改めて感じる。ただでさえ内容の濃い演技をしているのに、場所が五輪だからミスも出るわけだ。

 プログラムに入れるジャンプを制限するルールを「ザヤック・ルール」という。昔、エレーヌ・ザヤックというアメリカの選手がいた。ジャンプが得意で、練習では5種類のトリプルを降りていたそうだ。まだ伊藤みどりが登場する前で、当時はプログラムにトリプルを入れてくる選手自体が少なかった。ザヤックは得意なトリプルばかりを何度も入れていたので、結果的に演技のバランスが悪いということになり、ジャンプを制限するルールができた。それでザヤック・ルールと呼ばれている。

 ルールではバランスのとれたプログラムが要求されている(ウェルバランス・プログラム)。ルールで決まっていることを満たそうとすると、確かにいろんな要素がまんべんなく入ることにはなるのだが、演技構成が似てきたり、演技に幅や遊びのようなものが無くなってつまらないのは確かだ。

 女子で金メダルが確実視されている、ロシアのスルツカヤの演技には、感動は無い。すごいねーというのはあるけれど。出場選手の中で、ルール通りのことができる体を持っているのは、スルツカヤとコーエンと荒川の3人。私は荒川さんに、ルールを越えた演技をしてほしいと思っている。ルールで決められていることはやった上で、ルールのことなんて忘れてしまうような演技。

さぁ男子フリー

 「暮らしQ&A」で、メガネをかけて「チビ泉」役をやってくれていたこうへいくんが、十六茶のCMで天海祐希さんと競演している。いいなぁ。いいなぁって何だ。

 今夜、というか明日の早朝はフィギュア男子フリー。プルシェンコ以外は、失敗しなかった人がメダルという感じだな。プルシェンコはちょっと失敗しても大丈夫というくらいに別格。

 ショートプログラムを見たら、日本の高橋選手は、スピンをたくさん練習してきたのがわかる演技だった。緊張して失敗はしたけれど、去年までの高橋選手だったらもっとボロボロになっていただろう。緊張してもこのくらい滑れるようになったというのが大きな成長。

 女子のフリーは生で見ようと思っている、というか寝ていられないだろうけれど、明日の男子は何時に起きて見ようか考えている。とりあえず録画はしてあるんだから、最終グループだけ見ようかな。

寝不足の予感

 きょうは名古屋。名古屋に来るたびに思うのは「道路が広いなー」ということだ。あと「地下街長いなー」とか。

 オリンピックが始まったのだが、放送が夜中なのでほとんど観ていない。フィギュアのペアSPも観ていない。フリーは明日の午前3時からだというから、頑張って早起きして6時ぐらいから観ようとは思っているのだけど。
 でもこれがしばらく続くんだっけ。寝不足間違いなしだな。

 原田選手の失格は残念だが、身長と体重から板の長さを決めるというルールがちょっと微妙すぎる気がする。身長も体重も、一日の中で微妙に変わる。体重は頑張ればコントロールできるが(それだって大変な努力が必要だけど)身長は測る時間によって違うのだからどうしようもないと思う。一日中身長と体重のことだけ考えられるのならともかく、やるべきことはジャンプなんだし。

 元はといえば、かつて日本が強すぎたから導入されたルールだが、なんだかなぁ。より高く、遠くへ飛ぶために減量をしなければならないというのは、本質的に違っているような。

 さて、仕事仕事。

答志島の朝

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 伊勢に来ている。きのうは鳥羽から船で20分の答志島というところに泊まった。朝起きて窓の外を見たら海が青くてきれいだったので撮った。

 去年から今年にかけて、なぜか私の知人が伊勢に行っていた。伊勢の大学で神職を学ぶ友人を筆頭に、本当にいろんな人が伊勢に行き、こないだはランディさんまで行っていた。

 どうせなら友人が伊勢にいるうちに行こう、というのがひとつ。もうひとつは、行ったことがない都道府県の残る2つが三重と福井だというのがあって、なるべく早く伊勢に行きたいなと思っていた。思ってはいたもののなかなか機会が作れないでいたのだが、たまたまこちらでの仕事が入ったのでやってきたのだ。

 神職の友人からは「ぜひ猿田彦神社にお連れしたいんですよ」と言われていて、そこは伊勢に行った人たちみんなにも、伊勢に行ったら絶対に行った方がいいと言われていた。私はその神社のことをよく知らなかったのだが、連れていってもらう前に友達の病気のことを話したら「ああ、今回はその方のために来たんですね」と言われた。

 そんなつもりは無かったのだが、その神社は運開きの神社。今そこで私がお願いするとしたら、友達の体がよくなること以外に何も無い。その通りだ。私はそのためにやってきたのだ。

 それでふと思った。一週間前にここに来たとしても、私は同じように友達のことをお願いしただろう。でも、こちらに向かう直前に、病名がわかって転院できることになったというのを聞いてからやってきたので、私はとても前向きな気持ちでお参りすることができた。藁にもすがるような切実な思いではなく、希望に向かってお参りができた。このタイミングでお参りができて良かった。

 友人の案内に従って、お参りの方法を教わりつつ、伊勢神宮の外宮、内宮とお参りをしていった。その途中でふと、お参りをするというのは、居住まいを正すようなものなんじゃないかと思った。自分の姿勢をまっすぐにして、きもちもまっすぐにして、目の前のことに向かいあう、そういうものなんじゃないかと。

 友人が「それでいいですよ」と言ってくれたので、ずっとそういう気持ちでお参りをしていった。段々と気持ちが澄んでいくような感じが確かにあった。全部のお参りを終えて、大鳥居の外で振り返って一礼をしたとき、私は今までに無いくらいに晴れ晴れとした気持ちであった。

 きょうの伊勢神宮は、お正月のような人手だったのだが、友人のおかげでとてもスムーズにお参りを終えることができた。時間があったので、的矢に牡蠣を食べに行くことにした。海岸線沿いの道を走って的矢に向かった。途中、名所の夫婦岩が見えたが「寒いから車からでいいですね」と言われて、私もそう思ったのでさっと通り過ぎた。
 道に迷ってうろうろした挙句、ただ1軒開いていた喫茶店のようなたたずまいの店に入った。大丈夫かなここ、と思いつつ焼き牡蠣とバター焼きを頼んだら、どちらもとてもおいしかった。波が荒い分、広島の牡蠣よりもぷりっとしている感じ。

 きょうは晴れていたのだが、お参りを終えたあたりから、晴れているのに風が冷たくて寒くなった。車の中にいる分には陽射しで暑いぐらいなのだが、外に出るととても寒い。的矢から伊勢に戻る途中、ふわっと目の前から雪が舞ってきた。空は晴れている。思わず「風花だ…」とつぶやいた。横で友人は「伊勢で雪なんて珍しい…」とつぶやいていた。

 さっき一旦通り過ぎた夫婦岩に、寄ってみたくなった。寒いのはわかっていたけれど、やっぱり寄ってみたくなったのだ。岩の近くに行ったら、地元のケーブルテレビをはじめ、何人もの人が夫婦岩にカメラを向けていた。聞いてみると、半年に一度、夫婦岩の間から満月が昇る日なのだそうだ。
 夫婦岩の間から月が昇る、という意味がよくわからず、そのときは月も見えなかったので、先に進んでお参りをした。寒くて波も荒かったので慌てて戻ったら、いくつものカメラが夫婦岩に向けてシャッターを切っていた。確かに、夫婦岩の上の晴れた空に、うっすらと真ん丸い月が浮かんでいた。

 風花にしろ、夫婦岩の満月にしろ、めったに見られないものだ。ほんとうに、きょうここに来られてよかった。自分だけの勝手な思いなのだけれど、今心配していることについて、大丈夫だと信じられる気がする。

 お参りのこともそうなのだけれど、昨日の夜から今日の夜にかけて、伊勢海老の活け造り、アワビ、的矢牡蠣、松坂牛のすき焼きを食べた。全部とてもおいしかった。伊勢についてまだまだ知らないことはあるけれど、今回はもう思い残すことはない。余は満足じゃ。

友達のその後

 名古屋に向かう新幹線の中。

 入院している友達は、ようやく病気がなんであるかが大体わかって治療が始まった。しかし、入院してからひと月近くも治療を行わなかった病院の姿勢に疑問があり、病室も狭い8人部屋でいい環境とはいえなかった。知人のつてで、近くの病院にきょう転院できることになったそうでホッとした。

 去年の年末、気仙沼のおばさんに会って、自分が病気だったときどれだけ心配をかけていたかを聞いた。それから間を置かず、大切な友達が入院したことで、心配はできても何もしてあげられないという思いを痛感した。

 改めて書くまでもなく当たり前のことだけれど、自分の体のことを考えずに毎日食べて寝られるというのはありがたい。そして、たとえ健康に気をつけて毎日を過ごしていたとしても、自分や家族や友人の体にいつ何が起こるかなんてわからない。

 じゃあ健康診断や人間ドックを受ければいいかというと、そうでもない。検診の中には、その有効性が疑われているものも多い。じゃあどうすればいいかというと、結局自分の体がどうなるかなんて誰にもわからないということなんだけど。

 名古屋で乗り換えて、今は近鉄線の特急に乗っている。電車男でも鉄ちゃんでもないが、乗ったことがない乗り物に乗るのは好きだ。この車両はシートがカラフルでわりと洗練されている。でも普通電車のカラーリングは地味だったな。大阪の阪急電車のあずき色も地味だけど。って書いてはみたがわりとどうでもいい。

 このところブログを書く気がしなかったのだけれど、やっとそういう気になってきた。毎日心配だけして過ごしているわけじゃなくて、カラオケに行ったり芝居を観たり、もちろん仕事もやっているのだけれど、心配なことが一つあるだけでなんとなく書く気にならないものなんだな。日記書くのが仕事じゃなくてよかった。

友達の入院

 入院している友達をお見舞いした。

 ほとんど食べられない状態で、ずいぶん痩せていて、お見舞いに行った人がみんなショックを受けて帰ってきていた。だからそれなりの覚悟をしていたのだけれど、本当に痩せてしまっていた。
 誰よりも食べることが大好きな人なのに食べられないなんて。かわいそうでかわいそうでなんと言っていいかわからなかった。

 ちょうど夕食の時間だったので「食べられる?」と尋ねたら「頑張って食べる」というので食事を持ってきた。おかゆを本当にちょっとずつ食べた。「食べるだけであごが疲れるんだよね」という。私も、入院して何も食べられなかったとき、体重が42kgになってしまったことがあるが、そのときはそんな感じだった。どこの筋肉も、使わなければ衰えていく。

 気を遣わせても悪いかな、と思って「そろそろ帰るけど、何か足りないものとかある?」と言ったら「今ちゃん忙しい?」と聞かれた。「ううん、きょうは休みだよ」と答えたら「もしよかったら、ごはん食べる間一緒にいてくれる?」と言った。

 泣きそうになったが、代わりに笑って「こどもと病人はわがまま言っていいんだからね」と言って、面会時間いっぱいの7時までいることにした。本当にゆっくりと、でもおかゆを4分の1とりんごをひとかけ、あとお母さんが作ってくれたという肉じゃがをちょっとだけしか食べられなかった。

 食べたあとトイレに行くというので起き上がったときに、足首を見てあまりに細いので驚いた。この人が元気になるためならなんだってしてあげたいと思ったが、トイレに行っている間、なんにもしてあげられないんだなぁとつくづく思った。そして、私は子供の頃から、病気になるたびに親や周りの人にこんな思いをさせてきたんだということに気づいた。

 7時になったところで「また来るね」と言って帰ろうとしたら「今ちゃん、ありがとうね。ほんとにほんとにほんとにありがとう。…3回も言っちゃった」と言うのでまた泣きそうになった。代わりに「多いよ」と笑って帰ってきたが、病院を出たらとても切なくなった。そして、彼女のダンナは毎日こんな気持ちで病院を後にするのかと思ったらたまらなくなった。

 ちょうど電話がかかってきて、私と入れ違いで病院に行くということだったので(面会時間は過ぎているが肉親なので大目に見てもらえるそうだ)あとで一緒にごはんを食べよう、と言って病院の近所で時間をつぶした。

 1時間ほど経ったところで合流してごはんを食べた。「なんかね、もちろん人前では泣かないんだけどさ、一人になると泣いちゃうんだよねぇ」という、その気持ちがよくわかったので私まで泣けてきてしまった。カウンターに並んで鼻をすする男二人は怪しかったかもしれないが別にいい。

 「2人とも倒れたら大変だから、ちゃんと食べて寝てね。そして一人でごはんを食べたくないときは遠慮しないでいつでも電話してね」と言って帰ってきた。私にできることなんて、一緒にごはんを食べるぐらいだから、そんなことならいつでもいくらでもやる。

後輩と飲む

 月曜に、広島テレビの森くんから「金曜日まで出張で東京に来てまーす」とメールが届いた。

 火曜日は、知り合いのディレクター2名とともに「一度は行ってみたいあの寿司屋に行ってみる会」の予定だったのだが、1名が子供の発熱という事態に見舞われたために延期された。それで森くんに会えることになった。

 「もうちょっと早く連絡してよー」と返信したのだが、考えてみれば札幌テレビの森中さんや青森放送の青山さんに私が連絡するのは、毎回当日だ。自分のスケジュールがはっきりしないということもあるが、急なことには変わりない。でも森中さんも青山さんも、時間を作って会ってくれる。
 私も、私の先輩のように「連絡してみたくなる先輩」になればいいんだな。せっかく上京しているんだから、連絡をくれないよりはくれた方が嬉しいし。

 森くんとは学生時代から何度も飲んでいるのだが、ようやく今回、お互いの生い立ちのような話になった。歳の割にしっかりしていて、考え方がまっとうだなーと思っていたのだが、その理由がわかった。そして、それはちゃんとオンエアに出るのだ。
 テレビって怖い。いいかげんな人は結局いいかげんなところがはっきりと映ってしまうから。

 森くんは今週金曜日まで、朝5時55分から「ズームイン!! SUPER」の中で広島の名所を紹介しているので、その時間に起きている人は見てやってください。

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