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力道山初日

 土曜日は映画「力道山」の初日舞台挨拶。

 木曜の特別試写会のときには、主演のソル・ギョングさんと中谷美紀さん、そして特別ゲストとして宍戸錠さんと内田裕也さんがいらしていた。内田さんは中谷さんに花束を渡すことになったのだが「花束渡すなんて生まれて初めてだぜ」と言っていて、中谷さんは大変恐縮していらした。なんというか、ものすごい存在感であった。
 宍戸錠さんは、六本木ヒルズで白いタキシード姿を着て普通に歩いているところをお見かけしたことがある。たぶんパーティーのために来て、ついでにヒルズの中を見学していたのだと思うが、こちらもすごい存在感であった。白いタキシードを着て歩いているのになぜか違和感が無いというか。

 きのうは、ソルさんと中谷さんの他に、藤竜也さんと萩原聖人さんがいらした。藤竜也さんがまたすごかった。普通にしていて、気さくに周りと話しているのにものすごくシブイ。藤竜也さんといえば昔からシブイ方だが、あれは演じているのではなくて、もともと持っている空気なのであった。

 お昼から新宿の映画館で、午後は渋谷の映画館で舞台挨拶を行った。1回目は台本通りにやったのだが、ソルさんと中谷さんは3回目になるので、飽きるかなと思って微妙に質問を変えてやった。でも私以上にソルさんが毎回面白いことを言うので、自然に変わっていったという感じだ。

 そのときの様子がこちらに載っている。ソルさんが「中谷先生や萩原先生に」と言ったので、予定には無かったのだが、とっさに「では中谷先生と萩原先生にも聞いてみましょう」と、中谷さんと萩原さんに質問をしてみたら、お二人からとても面白い答えが返ってきた。予定に無い答えなので私も面白かった。それがそのまま記事になったので嬉しい。

 中谷さんとは「雨鱒の川」という映画の舞台挨拶でもご一緒していて、私のことを覚えていて下さった。今回、中谷さんとまたご一緒するということがわかったあと、ふと書店で中谷さんのエッセイ「ないものねだり」を見つけたので買って読んであった。

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 あんなにキレイな方なのに、私生活はとても堅実で、面白いエッセイであった。映画の話も出てくるので、宣伝を頼まれたわけではないが、毎回エッセイのことをさらっと話していたら、中谷さんは「拙著をお読みいただいたんですか」と驚いていた。謙虚だなぁ。拙著って。

 私が本の話をしたらソルさんが読みたいと言ったので、中谷さんはソルさんに本をプレゼントしていた。ハングルでサインをしていたので(ホテルビーナスという映画のために以前韓国語を勉強したことがあるそうで、そのこともエッセイに書いてある)横でぼそっと「私もサインをお願いしていいですか?」と尋ねたら「じゃあ5万円いただきます」と冗談を言いつつ、サインをしてくださった。

 めったにサインなんてことはお願いしないのだが(っていうか初めてだ)良かったな。

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