だれでもつくれる永田野菜
「ほぼ日刊イトイ新聞」で、いま「だれでもつくれる永田野菜」のコンテンツを開くと、もれなく私の声が流れてくる。DVDのナレーションをやったのだが、それがちょっとだけ見られるようになっているのだ。
きょうは、このDVDと、NHKで月に1回放送されていた「月刊やさい通信」という番組の打ち上げ。ナレーションを担当したというので声をかけていただいた。糸井さんやこぐれひでこさん、そして永田先生もいらしていた。
打ち上げの場所は、落合護さんのお店「ラ・ベットラ・ビス」。落合さんが最初に開いた「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」は、日本一予約が取れない店として有名だ。そのすぐ近くにある2号店なのだけれど、こちらも小さな店なので予約はなかなか取れないだろう。そこを9時まで貸切にしていたので驚いた。
きょういただいた料理に使っている野菜は、全部永田農法の野菜。前菜のトマトを食べた時点で、みんなで「うまいねー」とうなってしまったのだが、本当に全部おいしかった。こんな機会はまず無いのだから、炭水化物がどうのこうのなんて本当にバカバカしい。もうひたすら食べた。これで夜のコースが3800円のみだというんだから、そりゃ予約が取れないわけだ。
途中で落合さんが顔を出して、永田先生との出会いの話をしてくださった。なんと2人は、今から30年ほど前、シチリアの空港で出会って話をしたのだそうだ。当時、シチリアの空港に日本人がいることなどまず無かったから、落合さんから永田先生に声をかけたのだとか。予約の取れないお店を貸切にできたのは、この長いお付き合いのおかげであった。
自分のナレーションはちっとも上手ではないのだけれど、ひとつひとつ大事に、暖かい気持ちで読んだ。この気持ちの部分は、他のアナウンサーやナレーターとは違うと思っている。永田野菜に出会ったおかげで、今仲良くしているたくさんの人に出会えた。だから、永田野菜のことはできるだけ多くの人に知って欲しいし、何より食べて欲しいし、このDVDができたことによって作る人が増えて欲しいと、心から思っている。
きょうは思い切り食べた。そして明日はゲネ、明後日は発表会だ。ぎょえー。
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