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小須田康人さん

 今クールのドラマで私が一番楽しみにしているのは「トップキャスター」でも「プリマダム」でもなく、昼ドラ「偽りの花園」だ。「真珠婦人」「牡丹と薔薇」の中島丈博さんの脚本なので、あり得ない内容になるのは目に見えている。そしてすでにいろいろあり得ない状態になっている。

 先週の金曜の夜、シアタートップスに「ペテカン」の芝居を観に行った。エレベーターに乗ったら、扉が閉まる直前に俳優の小須田康人さんが乗ってきた。

 小須田さんは「偽りの花園」で、プロレタリア作家の石母田役を演じていたが、私にとっての小須田さんは、若い頃夢中で見ていた劇団第三舞台の役者さんだ。「あー小須田さんだー」と思いつつ、小須田さんとペテカンのつながりはよくわからないまま一緒に劇場に入った。まぁそれだけのことであった。

 全部の劇団がそうなのかはわからないけれど、私が今まで知り合った劇団の人は毎晩飲みに行く。これは来てくれた知人や関係者へのサービスという意味もあるのだろうし、とりあえず飲みてー、というのもあるのかもしれない。ペテカンの役者さんはみんな私より年下だが、気持ちのいい人ばかりなので必ず飲みに行く。

 ということで、ペテカンの本田くんの後について居酒屋に行ったのだが、結構たくさんの人がいたのに、小須田さん以外知っている人がいなかった。といっても小須田さんとは面識が無いので、小須田さんも知らない人なんだけど。

 居酒屋に着いて、知っている人は知っている人同士で席に座るのだが、小須田さんも私と同じような状況だったらしく、結果的に私と小須田さんが同じテーブルに座ることになった。これは何か話しかけなければ、と思ったのだが、ちょうど前の日、出張で見られなかった3日分の「偽りの花園」をまとめて見ていたので、つい「特高につかまるところまで観ました」と一般視聴者のように声をかけてしまった。

 小須田さんは「あー、あのまま獄中死するんで出番終わりなんですよー」と笑って言った。小須田さんとペテカンは事務所が同じで、新年会で会ったときに「来てくださいね」と言われたので観にいらしたということであった。

 ペテカンを観に行って、小須田さんとお話ができるとは思わなかった。私が第三舞台の芝居を観ていたのは18歳の頃だから、今からほぼ20年前。でも小須田さんは昔から変わらない感じ。というか、当時いくつだったのかと話しながら考えたら、当時の小須田さんは23~4歳だった。そうか、そんなに若かったんだ。でも当時から、今の小須田さんの雰囲気はちゃんとあった。やっぱり第三舞台って非凡な劇団だったんだな。

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