「漢字の友」
毎日ヒマなので近所の温泉に行っていたのだが、近所の温泉にも飽きてしまったので別の温泉に行った。全国的な傾向だが、青森市でもあっちこっちに温泉があって、基本的には銭湯の価格で入れるのでありがたい。
その温泉施設には、ゲームセンターやパチンコ屋や映画館が併設されていて、私のように行くところの無い人でごった返していた。あの調子だとこっそり受付を抜けてタダで入れたかもしれない。ちゃんと払ったけど。
今発売中の「漢字の友」というパズル雑誌からエッセイの依頼があり、「川の学校」について書いた。母が読みたいというので、温泉に入ったあと書店に行って買い、ついでに寿司屋に寄って寿司を買って帰った。
私はパズルが苦手だ。というか続かない。入院していたとき、毎日ヒマなので買ってみたが、途中で面倒になるのですぐやめてしまった。母は私と違い、クロスワードパズルやジグソーパズルがわりと好きだ。トイレにもなんだかジグソーパズルが額に入れて飾ってある。それで、エッセイ以外にも楽しめるかなと思った。
寿司は自分で食べようと思って買ってきたのだが、毎日食べて飲んでばかりなので、結局あまり食べられなかった。母のダンナさんもおなかの調子が悪いというので、仕方なく母が寿司をせっせと食べ、私は9時に寝てしまった。
酒も飲まずに9時に寝たので、当たり前だが12時ごろに目が覚めてしまった。居間に明かりがついているので、母が起きているのかと思ってのぞいたら、ダンナさんが鉛筆片手に漢字パズルをやっていた。「眠れないならビール飲んだら」と言われたので、それもそうだなと思ってビールを片手にどれどれと覗いてみたが、これがまた結構頭を使う。しばらく一緒にやっているうち2人で本気になってしまい、全部が解けたのは2時ごろであった。
こんなことでもなければ漢字パズルなどやらなかったであろう。とてもよい時間つぶしになった。やることが無い正月には最適だ。というわけで「漢字の友」は世界文化社から絶賛発売中。
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