仕事で実験
学研の科学教材番組の収録。
先日の楽しい打ち合わせを踏まえて収録をしていったのだが、やってみるといろいろ大変だった。実験としては成功していてもカメラで撮れていなかったりとか。打ち合わせが一番楽しいというのはこういう意味だ。
とはいえ、収録も楽しかった。なかなかうまくいかなかった実験がうまくいくと、単純に嬉しいので喜んでしまう。それがそのまま番組に出るのだから面白くないはずがない。
なんというか、笑いが絶えない現場っていい。タレントさんを盛り上げるために気を遣って笑うというのではなくて(それはそれで現場を盛り上げるために大事なことだけど)ちゃんとやろうと全員が手を抜かずにやっていて、それでもたまにうまくいかなくて、でも真剣だから失敗が面白い、みたいな。ものすごく真面目にやってるのにうまくいかないのって面白いのだ。何度もゲラゲラ笑って、笑ったあとはどうやったら上手くいくかをちゃんと考えながら収録を進めていった。
午前10時に始めて午後7時半までかかってなかなか大変だったのだが、ほんとうに楽しかった。下手をするとこの教材で実験をする子供たちのお父さんよりも年上になるんだけど、実験キットでおおいに楽しませてもらった。
実験って、いくつになっても楽しいんだと思う。理由がわかっているマジックみたいなものだもんな。
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