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のだめアニメ版

 夜、たまたまチャンネルを変えたら「のだめカンタービレ」のアニメ版をやっていた。

 つくづくドラマはよくできていたなぁと思った。原作をアニメ化したものよりもずっと原作のテイストが活かされていた。アニメの方はアニメアニメしていて普通のアニメになってしまっている。おっとこの短い文章にアニメという言葉が4回も。

 「冬のソナタ」をリアルタイムで見ていたとき(といっても地上波の方だけど)吹き替えを声優さんじゃなくて役者さんがやっているのは正解だと思った。

 出ている人は韓国人だから日本人と見た目が変わらない。だから日本人の普通の話し方が聞いていてしっくりくる。「天国の階段」でグォン・サンウの吹き替えをしていたのは声優さんで、なんだかハリウッドスターが出てくる映画の吹き替えみたいでものすごく違和感があった。普通の日本人はあんなしゃべり方はしない。

 アニメの声優さんは全般的に表現が過剰というかオーバーだ。不思議なもので、欧米の映画にはオーバーなぐらいじゃないと合わない。アニメでも、ヒーローものとかだったらやっぱりオーバーな方がいいんだと思う。
 のだめはオーバーでもいいと思うんだけど、オーバーの方向性がちょっと違うのかな。変な人ばっかりが出てくる話なのに、全員普通の人みたいなんだもん。

 ふと思ったが、宮崎駿さんはほとんど声優さんを使わない。似たような理由なんじゃないか。

 といっても、アニメファンの方や声優さんのファンはやっぱりああいうアニメな感じにしないと萌えないのかな。私は萎えちゃうんだけど。

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