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ドラリオン

 こないだ新体操日本選抜チームの練習を見に行ったときに、五明先生から「ドラリオンのチケット余ってるんだけど行かない?」と誘っていただいた。観たかったので良かった。

 そういえば「アレグリア2」も五明先生と一緒だった。東京女子体育大学新体操部の卒業生の増田さんが出演者のトレーナーをしていて、前から2列目というとてもいい席を取ってくれた。そのおかげで私はシンガーに手を引かれてステージでダンスをする羽目になったのであった。

 会場に行ったら、五明先生と吉岡コーチ、山﨑浩子さんがいらした。選手達を連れて千葉から2時間かけて原宿まで来たのだそうだ。こういう芸術を見るのも選手にとっては勉強ということ。

 「ドラリオン」は、中国人の出演者が多いこともあるが全体的にオリエンタルな感じがした。アジアの踊りがありインドの踊りがありアフリカの踊りがあり、という調子であった。もともとは雑技団の人なのだと思うが「アクロバティック白鳥の湖」よりはやはり洗練されていた。「アクロ…」の方は幕が開いたらいきなり巨大な白鳥の置物があって、会場にいる全員が口に出さずに「大きなオマル…」と思ってしまったもんなぁ。日本のスタンダードなオマルが白鳥の形をしているとは、中国の方はご存知無いであろう。

 数人ヨーロッパ系の人がいたのだけれど、ジャグリングの男の人が素晴らしかった。最高で一度に8つのボールを投げていたが、ただ投げているんじゃなく、投げているときの体の動きが美しいのだ。踊りながら投げているような。どうやったらあんなことができるんだろう。

 あと、トランポリンに背中から落ちてまた高いところへ戻っていく、というのも、動きが正確で面白かった。ああいうトランポリンの使い方は初めて見た。

 人間、鍛えればいろんなことができるんだなー。芝居や映画と違って余計なことを考えずにひたすら驚いていられるのでスッキリした。もう一回行きたいぐらい。

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