お帰りなさい
留学するダンナと一緒にイギリスに行っていたやぶが帰ってきた。やぶがいるうちにイギリスに行こうと思っていたが、毎月吉野川に行ったりしていたので結局行けなかった。そういえば、テレ朝の小松やっちゃんがニューヨーク勤務のうちに一度行こうと思ったりもしていたのだけれど、やっちゃんも帰ってきてやじうまプラスのキャスターだ。まぁ去年はイギリスでもアメリカでもなく、徳島や青森に行く年だったのだろう。
やぶの家がまだ片付いていないというので、近所に住む同期のミホココバヤシこと小林さんの家に集まってお帰りなさいの会をやることにした。
やぶにもミホコにも子供がいるので、いつも子供と一緒に飲んだり食べたりしてきた。というか、小さい子供がいるので外で会うことができなくて、やぶの家でみんなで子供の面倒を見つつ会っていたのだ。
私には子供がいないけれど、子供がいることでお母さんの生活がどう変わるのか、2人と会うようになってわかった。結婚して子供ができて、それで得ることがたくさんあるのは話していてわかるのだが、もう独身の頃のようには飲んだり食べたりできない。
きょうはミホコの子供が実家に遊びに行っていて、やぶのところはダンナが子供を預かってくれたので、初めて大人だけで集まった。3人で食事をしたことは何度もあるのだが、3人だけというのは考えてみたら初めてだった。
やぶとミホコと私は同じ年に日テレ系の局アナになった同期だが、お互い局にいた頃はこうして会うようになるなんて思いもしなかった。私達が会うようになったのは、それぞれに会社を辞めて、たまたま近所に住んでいることがわかったからなのだけれど、それでも3人だけで会うのは初めてだったのだ。
ミホコは子供に手がかからなくなったので、この春から大学院に行くことにしたそうだ。明日から授業が始まるというから忙しいだろうと思い、料理は私が作って持っていった。やぶもミホコも毎日料理をしていて、おいしいレパートリーがちゃんとあるのだけれど、まぁこんな日ぐらいは楽をしてもらおうと思ったのだ。
奥から鶏の手羽元を煮たものと、真ん中は似ているが左がラタトゥイユで右がタコのトマト煮、手前が茹で鶏。全部圧力鍋で作ってみた。
タコのトマト煮以外は初めて作ったが、改めて圧力鍋ってラクだなーと思った。まず鶏肉を茹で、その間にラタトゥイユの野菜を切り、鶏肉を別の鍋に移して冷ましている間に圧力鍋でラタトゥイユを作り、その間に手羽元を煮る、ということの繰り返し。下ごしらえもひっくるめて3時間で4品作ることができて、最後タコを煮ている間に台所を片付けた。加圧中はほっとけばいいんだから本当にラク。
初めて作ったものが多かったので、味については改良の余地があると思ったが、2人ともぱくぱく食べてくれた。そしてついつい飲みすぎてしまった。母という役割を、2人ともものすごく久しぶりに忘れて飲んだからだと思う。
ほんと、お母さんは大変だな。世の中のお母さんが、ちょっとだけでも息を抜くところがあったらいいよなぁ。パチンコとか不倫とかじゃなくて。
最近のコメント