ほんのちょっとずつ
そうだったのか!現代史 池上彰 集英社文庫
第二次世界大戦が終わったあと、世界で何が起こっていたか正確に話せる人は、40歳以下ではそんなにいないと思う。いろんな意味で中途半端な年齢で、もちろん学校でも戦争後のことはほとんど教わった記憶が無い。NATOとかワルシャワ条約機構とかOPECとか、言葉としては覚えているけれど、それが世界のどういう動きとどう繋がっていて、今の自分にどう繋がっているのかはわからなかった。
著者の池上さんは元NHK記者で、「週刊こどもニュース」のお父さん役として子供相手にわかりやすくニュースを伝えてきた。ジャーナリズムというと、知っていることを知っているまま伝える人が多いのだけれど、今何が起こっているかを、知らない人、わからない人にもわかるように伝えるということは、テレビも新聞もやっていない。池上さんはそれをずっとやってきた方で、退職してフリーのジャーナリストになってからも、わかりやすくいろんなことを伝えることをしている。
というわけで、この本はとてもわかりやすい。760円でこんなにわかりやすく世界のことがわかるのだからかなりお買い得だ。文庫本にしちゃぶ厚いが、なにせわかりやすいのでどんどん読んだ。
読んでつくづく思ったが、なんとまぁ人間は愚かなことか。そして、ごく少数の愚かな指導者のために、どれだけ多くの人が命を落としてきたことか。世界はいかに大国の思惑に振り回されてきたか。こうやって改めて文章で読んでみると、どれもこれも本当にバカバカしいことだ。
でもこれが歴史だ。人類は何度も失敗を繰り返し、ほんのほんのちょっとずつ進んできた。何度も同じようなことを繰り返しているけれど、ほんのほんのちょっとずつ進んできたのがこの本を読むとわかる。
そして、そのほんのちょっとずつのことを理解していない世代の人が、また指導者になっている。日本でもアメリカでもロシアでも。
別に池上さんとはお知り合いでもなんでもないが、700円ちょっとでこんなに読みごたえのある本もそうそう無いのでオススメ。
第二次世界大戦が終わったあと、世界で何が起こっていたか正確に話せる人は、40歳以下ではそんなにいないと思う。いろんな意味で中途半端な年齢で、もちろん学校でも戦争後のことはほとんど教わった記憶が無い。NATOとかワルシャワ条約機構とかOPECとか、言葉としては覚えているけれど、それが世界のどういう動きとどう繋がっていて、今の自分にどう繋がっているのかはわからなかった。
著者の池上さんは元NHK記者で、「週刊こどもニュース」のお父さん役として子供相手にわかりやすくニュースを伝えてきた。ジャーナリズムというと、知っていることを知っているまま伝える人が多いのだけれど、今何が起こっているかを、知らない人、わからない人にもわかるように伝えるということは、テレビも新聞もやっていない。池上さんはそれをずっとやってきた方で、退職してフリーのジャーナリストになってからも、わかりやすくいろんなことを伝えることをしている。
というわけで、この本はとてもわかりやすい。760円でこんなにわかりやすく世界のことがわかるのだからかなりお買い得だ。文庫本にしちゃぶ厚いが、なにせわかりやすいのでどんどん読んだ。
読んでつくづく思ったが、なんとまぁ人間は愚かなことか。そして、ごく少数の愚かな指導者のために、どれだけ多くの人が命を落としてきたことか。世界はいかに大国の思惑に振り回されてきたか。こうやって改めて文章で読んでみると、どれもこれも本当にバカバカしいことだ。
でもこれが歴史だ。人類は何度も失敗を繰り返し、ほんのほんのちょっとずつ進んできた。何度も同じようなことを繰り返しているけれど、ほんのほんのちょっとずつ進んできたのがこの本を読むとわかる。
そして、そのほんのちょっとずつのことを理解していない世代の人が、また指導者になっている。日本でもアメリカでもロシアでも。
別に池上さんとはお知り合いでもなんでもないが、700円ちょっとでこんなに読みごたえのある本もそうそう無いのでオススメ。



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