目線なんてどうでもいい
このブログは、どの言葉を検索してここにたどり着いたかがわかる。面倒なのでめったに見ないのだが、さっきたまたま見てみたら、毎日必ず入っているのが「安倍総理 カメラ目線」とか「安倍 カメラ目線」であった。たくさんではないが本当に毎日必ずある。
みんなやっぱり気になるのかな。テレビで話題になったし。と思ったら、こないだはカメラ目線してなかったな。
正直言って私は総理大臣がカメラ目線かどうかなんてどうでもいい。心の底からどうでもいい。だから、そんなどうでもいいことの評判を気にしている総理大臣もどうでもいい。面識が無いし総理大臣だから直接言う機会は無いが、もしこれが後輩のアナウンサーだったら説教をしているところだ。
目線なんてどうでもいい。何を伝えるか、どう伝えるか、誰に伝えるかを考えろ。伝えるためには中身が要る。中身の無いことは伝わらないし伝えても意味が無い。取材して調べて、何を伝えるのか中身を考えろ。カメラ目線なんてそのずっと先のどうでもいいことだ。
こんな厳しい言葉で説教することなど無いが、もっと違う言葉で同じ内容を後輩に言ったことは何度もある。こんな新人アナウンサーにするような説教を、いま総理大臣にしたとしても的外れじゃない、というかむしろ本質をついているんじゃないか。情けない。
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