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2008年1月

本番前に自分でエステ

 「レディス4」が始まってあっという間に3週間が過ぎた。あっという間というのはこういうことかー、と改めて思ったぐらいにあっという間であった。

 帯の情報番組の司会というのは初めての仕事だが、やってみて改めて思ったのは、思いのほか自分がたくさん映るということだった。
 リポーターは自分がしゃべっていないときはまず映らない。だから映っていない間に次の段取りを考えたり準備をしたりする。司会はその逆で、相手の話を聞いているときに自分の顔が映る。
 そんなことは頭ではわかっていたし当たり前なのだが、その立場になってみて初めて、自分の顔がいつ映るかわからないという状況がいかに難しいかに気付いたりする。今までは自分がどう映るかなんてわりとどうでも良かったのだ。

 お友達のみずえさんがセルフエステの講座を開いていて、以前から話はなんとなく聞いていたのだがあまり関心は無かった。女性限定だったし。でも、これから毎日テレビに出るわけだし、むくんだ顔で出るのもどうかなーと思ったので、お正月にみずえさんの家で特別に教えてもらった。
 簡単に言うと顔のマッサージなのだが、リンパの流れを良くするマッサージなので、やる前とやった後で明らかに顔が変わる。たるみがスッキリして目が大きくなるのだ。

 最初の一週間は出かける前に家でやっていたのだが、他の仕事があってできなかった日に楽屋でやった。マッサージを始める前、スタイリストさんに「これから顔が変わりますからねー」と言ってやり始め、その間は私の方を見ないでもらった。終わったところで「はいできましたー」と言って顔を見せたらものすごく驚かれた。ものの5分で顔が変わるからだ。

 もっと早く教わっておけば良かった。これまではなまるに何度むくんだ顔で出たことか。私自身はその日伝える情報にしか興味が無くて、自分の顔をどうこうしようと思ったことが無かったのだけれど、テレビの前の皆さんは私の顔をイヤでも見せられるのだから、もっと見た目にも気を遣うべきだった。今さら気づくなよという感じだが。

 私は教わる代わりにしゃぶしゃぶの肉を持っていったのだが、普段の講座は2500円だそうだ。関心のある方は
http://homepage3.nifty.com/face/
をご覧下さい。2500円で顔が変わるなら安いと思うんだけど。

はじまりました

 さて、今日からテレビ東京(をはじめ全国20局で放送されているそうだ。知らなかった)の「レディス4」での仕事が始まった。帯番組で女優の大島さと子さんとご一緒だ。

 この話が決まったとき、周りの人には「メインじゃないですかー」と喜んでもらったのだが、私にとってはメイン司会かどうかというのはそんなに大事なことではなかった。「ウソでしょー」という人がいるかもしれないが本当だ。
 私がこの番組の話をいただいていちばん嬉しかったのは、ここ数年「はなまるマーケット」や「暮らしQ&A」でやってきた生活情報番組の経験が全部活かせる番組だったことだ。そして、メインということで思ったのは、たくさん画面に出るから嬉しいとかいうことじゃなくて、毎日オンエアがあるので暮らし(収入やスケジュール)が安定するのはありがたいな、ということであった。
 司会だろうがリポーターだろうが理由があってそこにいる。それは出ている人に限らず関わっているすべての人に言えることだ。司会は大事な仕事だが、リポーターの仕事がそれより軽いとは一度も思ったことがない。

 番組はこの話が決まる前からよく見ていて、空気が温かくていいなぁと思っていたし、やっている内容も自分がやってきたことと似ているので、引き受けるにあたって不安は無かったのだが、いざやってみたらやっぱりいつもの自分というわけにもいかなかった。そこにいる状態が今までの自分とは違うんだからしょうがないし、こればっかりは回数を重ねるしかない。
 焦らずこう思えるようになったのは経験を重ねたからだ。ちなみにこれで、すべての東京キー局で生放送の情報・報道番組を経験できることになる。経験ってこういうときに自分を助けてくれるんだなー。

 そして驚いてしまったのは大島さんがものすごくちゃんとしていること。テレビを見ていてそれはわかっていたつもりだったのだが、私が何かフォローをするとかいうことが全然無いし、それは無理をしているのではなく普段からそういう仕事の仕方だというのもやっていてわかった。
 出演者、あるいは番組の内容をフォローするというのはアナウンサーの仕事の中でも大事なもののひとつだと思っていて、事実今まではそうだった。もちろんきょうだってそのつもりだったが、私が慣れていないということを差し引いても、フォローすることなどなかった。きょう何が慣れなかったといえば、この「フォローすることが無い」という状況だろうか。それでいて別に威圧的でもないし、むしろ「大船に乗ったような気持ち」にさせてもらった感じというか。

 ところできょうは心理占星術の鏡リュウジさんがゲストだったのだが、タロット占いで私が「この1年大島さんといい番組ができるかどうか」ということで引いたカードが「悪魔」であった。CM中、鏡さんが「あるタレントさんが本番中に引いたカードが悪魔で、空気暗くなっちゃって」という話をして、私も「そりゃ大変ですねー」なんて言っていたらまさにその状態になってしまった。鏡さんはプロだからちゃんとフォローをしてくれたのだがフォローが長くならざるを得ず、大島さんの占いをやる時間が無くなってしまった。
 あとで聞いたらサブのスタッフは大爆笑だったそうだ。私もやりながら「なんでこれを引くかなー」とおかしくなってしまった。

 きょうは本番中楽しかったのだが、まだいろんなことに慣れていないので心の底から楽しいというわけにもいかなかった。あのスタジオにいることが当たり前になったら、もっと楽しいと思うし、もっといい空気が作れると思う。
 というわけで午後4時からの「レディス4」をぜひごらんください。


あけましておめでとうございます

 ここ2年、正月は青森に帰っていたのだけれど、今年は「フィギュアスケートDays」の原稿の締切が4日だったので東京で過ごしている。お天気が良くて静かで、まぁ悪くない感じ。

 大晦日はテレビを見ながら年賀状を書き、気がついたら年が明けていたので、シャワーを浴びてさっぱりしてから近所の神社に初詣。というか、近所に神社があるかどうか知らなかったので調べて出かけた。
 友人で神職の山野本くんの案内で伊勢参りをしたとき、お参りっていうのがどういうことなのかがなんとなくわかった。一方的に願掛けをするのではなく、自分の姿勢、居住まいを正して気持ちを新たにするという、こちら側の心構えが大事だというか。山野本くんに聞いたら「それでいいですよ」と言われたので、私にとって神社にお参りするというのはそういうことになっている。
 晴れていて、空にはオリオン座も見えて、ちょっと遠回りして通ったことの無い道を通って帰ってきた。なんだか気持ちが良かった。家に帰ってお酒を飲んで寝た。

 元日はみかちゃんの実家にお呼ばれして、おせちをいただいた。みかちゃんの両親とタンちゃんみかちゃん夫妻は2世帯住宅で、弟のゆうちゃんと奥さんのたまちゃんは隣に住んでいるからこういうときは集まりやすくていいなぁ。
 「うちは女3人着物だよ」と電話で言っていたから、久しぶりに着物で出かけた。発泡にごり酒があったのだが、沈殿していたので開ける前にお父さんがビンをひっくり返して混ぜたそうで、開けたらものすごい勢いで酒が噴き出した。大げさじゃなく高さ1mぐらいあった。
 みんなで食事をしているときに何かがこぼれると、場の雰囲気が微妙な感じになるが、なにせ高さ1mなのでみんなで驚き、そして大笑いしてしまった。「F1の表彰式みたーい」とか言って。だってどうしようもないんだもん。

 遅くまで楽しく話して、いい気持ちで酔っぱらって、案の定終電を逃してタクシーで帰ってきた。

 2日。いいかげん原稿を書かなければならないが、天気がいいのでつい洗濯をしたり、みかちゃん家でお餅をいただいたので雑煮を作ったり。

 実家の雑煮は鶏ガラでダシを取る。そしてやたらと具だくさん。みかちゃんの家で、お腹がいっぱいだったのでお雑煮を餅無しでいただいた。関東のお雑煮だったが、すっきりと上品でとてもおいしかった。でも自分で作るとなると、やっぱり自分の家のものを作ろうと思うから面白いな。
 鶏ガラは無かったので、水炊き用の骨付き肉を圧力鍋で煮てダシをとり、鶏肉、ニンジン、ゴボウ、大根(本来は入らないかもしれない)、生しいたけ、三つ葉、なるとを入れて作ってみた。家のものとはちょっと違うがまぁいいか。

080103

 具が多すぎて餅が見えないな。
 今日はひたすら原稿書きの正月。でも年末から嬉しいことやありがたいことが続いて気持ちが満ち足りていたので、わびしくもさびしくもなかった。

 今年は新しい場所でお目にかかることになります。でも、今までの場所でもお目にかかります。何はともあれ、今年もどうぞよろしくお願い致します。

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