あけましておめでとうございます
ここ2年、正月は青森に帰っていたのだけれど、今年は「フィギュアスケートDays」の原稿の締切が4日だったので東京で過ごしている。お天気が良くて静かで、まぁ悪くない感じ。
大晦日はテレビを見ながら年賀状を書き、気がついたら年が明けていたので、シャワーを浴びてさっぱりしてから近所の神社に初詣。というか、近所に神社があるかどうか知らなかったので調べて出かけた。
友人で神職の山野本くんの案内で伊勢参りをしたとき、お参りっていうのがどういうことなのかがなんとなくわかった。一方的に願掛けをするのではなく、自分の姿勢、居住まいを正して気持ちを新たにするという、こちら側の心構えが大事だというか。山野本くんに聞いたら「それでいいですよ」と言われたので、私にとって神社にお参りするというのはそういうことになっている。
晴れていて、空にはオリオン座も見えて、ちょっと遠回りして通ったことの無い道を通って帰ってきた。なんだか気持ちが良かった。家に帰ってお酒を飲んで寝た。
元日はみかちゃんの実家にお呼ばれして、おせちをいただいた。みかちゃんの両親とタンちゃんみかちゃん夫妻は2世帯住宅で、弟のゆうちゃんと奥さんのたまちゃんは隣に住んでいるからこういうときは集まりやすくていいなぁ。
「うちは女3人着物だよ」と電話で言っていたから、久しぶりに着物で出かけた。発泡にごり酒があったのだが、沈殿していたので開ける前にお父さんがビンをひっくり返して混ぜたそうで、開けたらものすごい勢いで酒が噴き出した。大げさじゃなく高さ1mぐらいあった。
みんなで食事をしているときに何かがこぼれると、場の雰囲気が微妙な感じになるが、なにせ高さ1mなのでみんなで驚き、そして大笑いしてしまった。「F1の表彰式みたーい」とか言って。だってどうしようもないんだもん。
遅くまで楽しく話して、いい気持ちで酔っぱらって、案の定終電を逃してタクシーで帰ってきた。
2日。いいかげん原稿を書かなければならないが、天気がいいのでつい洗濯をしたり、みかちゃん家でお餅をいただいたので雑煮を作ったり。
実家の雑煮は鶏ガラでダシを取る。そしてやたらと具だくさん。みかちゃんの家で、お腹がいっぱいだったのでお雑煮を餅無しでいただいた。関東のお雑煮だったが、すっきりと上品でとてもおいしかった。でも自分で作るとなると、やっぱり自分の家のものを作ろうと思うから面白いな。
鶏ガラは無かったので、水炊き用の骨付き肉を圧力鍋で煮てダシをとり、鶏肉、ニンジン、ゴボウ、大根(本来は入らないかもしれない)、生しいたけ、三つ葉、なるとを入れて作ってみた。家のものとはちょっと違うがまぁいいか。
具が多すぎて餅が見えないな。
今日はひたすら原稿書きの正月。でも年末から嬉しいことやありがたいことが続いて気持ちが満ち足りていたので、わびしくもさびしくもなかった。
今年は新しい場所でお目にかかることになります。でも、今までの場所でもお目にかかります。何はともあれ、今年もどうぞよろしくお願い致します。
最近のコメント