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2008年9月

NHK杯その後と今週の自分

 たくさんのメールをいただいて、改めて今回のNHK杯のチケットがいかに取りづらかったかがわかった。東京世界選手権は、会場が小さかったこともあって本当に取れなかったのだが、今回は代々木第一体育館だし、NHK杯だし、まぁ取れるでしょうという気でいた。ただ、世界選手権のときの苦い経験から、私も友人も手分けして申し込んでみたら余った。意気込みすぎたかなぁ、と思っていたが、そうではなく本当にラッキーだったということだ。

 曜日ごとに真面目に抽選をして当選者を決めた。メールの文章を読んでいると、そっけない人もいれば熱い思いを書き連ねる人もいて(というか8割はそんな感じ)文章で決めるなんてとてもできなかったので普通に抽選をした。曜日ごとに希望者の表を作り、プリントアウトしてからはさみで切り分けて袋に入れ、曜日ごとに引いていくという形をとった。夜中に何やってんだろうと思ったが、言い出したのは自分だから仕方が無い。

 2次オーダーで取れた方はちゃんと辞退のメールを送ってきてくれたし、外れた方からも、一般発売でなんとかチケットを手に入れたという報告をいくつもいただいた。こんな言い方は偉そうでヘンなのだけれど、こんなに真面目にスケートを好きでいてくれる人がたくさんいて、本当に嬉しい思い。

 さて今週は大島さんが遅めの夏休み。5月のお休みのときはとにかく必死だったのだけれど、今週は大変なりに番組を楽しんでやれているかな。月曜日が鈴木登紀子ばぁば、きょうが堀江ひろ子さんと、お二人とも大好きな方だったことが大きいし、やっと自分の中で、自分の番組になってきたんだなぁと思う。

 堀江先生とはずいぶん長いお付き合いなので、本番前も本番中もいつも通りに好きなことをやっている。きょうは山芋の特集だったのだが、千切りの山芋と味付けもずくの和え物を作っていて(といっても山芋を千切りにしてもずくと混ぜるだけなのだが)山芋を切ってあとは和えるだけ、というタイミングのところで、堀江先生が「何作るのか言わないで始めてるんですけど、気づいてました?」というので笑ってしまった。きょうは生放送中に6品作ることになっていて、楽しみながらも段取りに追われていたので、いちばん簡単な料理の肝心なところが抜けていたのだ。単純な料理だったので別に問題は無かったのだけれど、堀江先生が「だって今まで忘れてたんだもの」と言ったのでスタジオも私も大爆笑。この空気は続けたいなぁ。

 そして私もやってしまった。「レディス4」を放送している地方局の中には、途中で自局の番組が始まるので途中で終わってしまう局がある。そのため、試食をしたあと「一部の地域の方とはまた明日お目にかかります」と大島さんが言っていったん番組を区切らなければならない。
 もちろん今日もそれをやらなければならなかったのだが、時間ギリギリのところで「一部の地域の方とはまた明日お召し上がり、じゃなくてお目にかかります」と言ってしまい、言いながら最後はテーブルに突っ伏してしまってスタジオ大爆笑。
 直前に「お召し上がりください」と言っていたのがそのまま出てしまった。「おめ」しか合ってないんだけど。バカだなー。

 大勢に影響が無い間違いで良かった。っていうか普通に面白かったな自分。あんな間違い、狙ってできるもんじゃないしなー。あ、もちろん反省はしていますよ(笑)。

残念ながら…

 このところブログを全然更新していなかったのでアクセスも無く、メールが来てもせいぜい十数通ぐらいだと思っていたのだけれど、ミクシィのコミュニティだとかブログでここのことが書かれたらしく、ありえない数のメールが届いてしまった。夜中までひたすらに返信する毎日。誰かに教えてあげたくなる気持ちはわからなくはないのだけれど、結局それで倍率が上がってしまうという…。

 もともと枚数が多かったわけでもないので、残念ながらほとんどの方には当たらないことになってしまった。期待しないでお待ちください。

 それにしても驚いたのは、北海道や東北や北陸や東海など、全国のあちこちからメールが届いたこと。それから、昔からのファンのほとんどが伊藤みどりさんの時代から、そして新しいファンはトリノ五輪以降とはっきり分かれることも、いただいたメールでわかった。あとは高橋大輔選手と浅田真央選手の人気が頭抜けていること。

 たくさんの方の気持ちに応えられなくて申し訳ない。一人でも多くの人の手にチケットが届きますように。

締め切りについて

 ※締め切りを19日(金)18時に変更しました。

 早速メールが届き、驚いています。

 締め切りについてお問い合わせをいただきました。予定枚数に達したら、と思っていたのですが、イープラスの2次プレオーダーに申し込みをした方から、その発表(19日)まで待ってもらえないかというメールをいただいたのと、20日の朝10時から一般発売ということだったので、19日(金)18時までということにしようと思います。19日の夜に抽選を行い、20日午前9時までにメールで当否をご連絡します。ですから、もし、メールを出したものの2次で取れた、という方がいたら、その旨19日のうちにご連絡ください。

 いただいたメールにはそれぞれにスケートへの思いがつづられていて、私が主催なら皆さんにお譲りしたいところなのですが、予定枚数を超えた場合には抽選になってしまうことをどうぞお許しください。

 当選した方には、チケット引き換え後、チケットの画像とともにメールをお送りいたします。

NHK杯フィギュア チケットお譲りします(SS席)

 取材ではなく普通に見ようと思い、友人と友人の友人も巻き込んで、ぴあとイープラスのプレオーダーを申し込んだところ、くじ運が良くて多く席が取れてしまいました。
 もったいないし、だからといってオークションで売ったりするのもイヤなので、スケートが好きな方にお譲りしようと思います。といってもそんなに数は無いのですが…。
 取った席はスタンドのSS席です。アリーナ席ではありません。これは私の好みの問題なんですが、アリーナ席だと選手は近いけれど演技の全体が見えにくいので、いつもスタンドの席で見ることにしています。選手がリンクをどう動いているか、どう使っているかはスタンド席の方が見えるからです。

 申し訳ありませんが、曜日ごとの抽選とさせていただきます。あと、2枚セットで買っていただける方が優先となります。

diary21@csc.ne.jp

までメールで「NHK杯チケット希望」という件名でお申し込みください。携帯メールでのご応募はこちらからの返信に支障が出ますのでお受けできません。締め切りは19日(金)午後6時です。20日(土)朝9時までにメールで当否をご連絡します。

■NHK杯フィギュアスケート選手権 11月28日(金)~30日(日)

○3日間ともにチケットは同じ金額(1万円)です。

 チケット代金1万円プラス手数料(発券手数料その他)プラス送料(簡易書留でお送りします)となります。希望の曜日をメールでお知らせください。間違いを防ぐため、日にちと曜日は両方お書きください。

※実費以外はいただきません。これで儲ける気はありませんので(笑)。

○上にも書きましたが、2枚で取っている席なので2枚セットで買っていただける方が優先となります。もちろん余ったらバラでもお譲りしますので、1枚でも構いません。

○お譲りできることになった方にはメールでご連絡いたします(外れた方にもご連絡いたします)。お金を振り込んでいただいてからチケットをお送りするという手順になります。「ええー、先にお金振込んで大丈夫~?」と思う方もいるでしょうが、私としてはこんなに安心できる売主もそういないと思っています。平日は毎日テレビに出ているので詐欺のしようがありません(笑)。

 転売目的の方はどうぞご遠慮ください。私は、スケートが好きな方にぜひスケートを生で観ていただきたいと思っているだけですので。それはきっと、いただいたメールの文面でわかると思っているのですが。

さと子は見た!

 今週の月曜日のことだ。本番前のリハーサルが終わっていったん楽屋に戻ったら、スタイリストさんが「今泉さん、顔が蚊に刺されてます!」とビックリして教えてくれた。慌てて鏡を見たら、右の眉の上のところが赤く膨らんでいた。
 テレビ東京は都心の神谷町にあるのだが、スタジオには何故か蚊がいたりする。私はリハーサル中にうっかり顔を蚊に刺されたわけだ。

 急いでメイク室に行って、赤くなったところにドーランを塗って目立たなくしてもらって大事には至らなかったが、膨らみはだんだんと大きくなってきてしまった。しかもかゆい。
 本番直前にスタジオの前で、大島さんに「リハでここ蚊に刺されたんですよ」と言ったら、大島さんが「ああ! あれ蚊だったの!」と言った。予想していなかった返事だったので一瞬驚き、そして膝が崩れるほど大笑いした。大島さんは私の顔に蚊がとまっているのを見ていたのだ。まさに「家政婦は見た!」ならぬ「さと子は見た!」だ。

 大島さんはリハーサルの途中「あれ、今泉さんの眉毛の上になんかついてる」と思ったそうだが、小さな黒い線だったので「眉毛かごみか何かかな」と考えて言わなかったのだそうだ。そして「もし蚊だって気付いてたら、口より先に手が出てたと思うよ」というのでみんなでまた大笑いした。

 そんなことがあった今週。きょうのゲストの服部真湖さんご夫妻とともに番組を進め、CMに入ったところで大島さんの前にまた蚊が飛んできた。大島さんは何の迷いもなく両手を出し、一発で蚊を仕留めた。私はつい「出た! ハンターさと子!」と言って大笑いしてしまった。「蚊だと気付いたら手が出る」というのは本当だったのだ。

 毎日生放送をしているといろんなことがあってそれなりに大変なのだが、大島さんがとてもさっぱりしていて男らしいので(みんなつい「アニキ!」と呼んでしまう)どんな状況でも乗り切れる気がするし本当に楽しい。

 ちゃんと進行をして、伝えるべきところはきちんと伝えて、時間もしっかり管理して、その上で素の自分として番組を楽しむというのはなかなかできない。自分だけがやろうと思ってできることではないからだ。幸い私は、いろいろな番組でそういう経験を積むことができた気がするけれど、今は私よりもずっと多くの経験をしている大島さんと一緒なので、段取りだけに追われることなく安心して番組を楽しむことができる。
 楽しむ、というと手を抜くことのように思われるかもしれないが、そうではない。段取りに追われてちっとも楽しそうじゃない私を見せられても、見ている皆さんも楽しくはないだろう。毎日何があろうと、本番中は心から楽しく仕事をすることができたら、その楽しさが画面から伝わるんじゃないかと思っている。そういう仕事ができたらという思いでずっとやってきたのだけれど、大島さんという素晴らしい共演者のおかげで、ほぼ毎日それが実現できているのが本当に嬉しいしありがたい。

 大島さんだけじゃなく、L4セレクションを担当している4人の女性アナの皆さんとも、こういう楽しい空気を共有できていることもとても嬉しい。私はレディス4って面白い番組だなぁと思っている。やっている自分が毎日何かしらゲラゲラ笑っているんだもの。

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