全然書いてない
ブログを書くときと書かないときの差は何だろう、と考えてみた。
もともとブログは、誰かに読んでもらうためというよりは、自分がそのときに思ったことを、後で読めるように書こうと思って始めた。世の中にブログというものが登場する前から、自分のホームページではずっと日記を書いていたが、更新がラクな「ブログ」というものが登場したので乗り替わっただけ。
今となってはウソみたいだが、このアメーバブログがこんなに大きくなる前から利用していたので、最初の頃は「日記」というおおざっぱなジャンルで10位以内に入っていた。それはホームページの日記を読んでいた人がそのまま読みに来てくれたからで、まだ世の中の多くの人がブログなんか始めていなかったからそうなっただけのこと。
私がコメントをつけられないようにしていることについて「あなたはブログがわかっていない」と言ってきた人もいたんだけれど、私は「匿名の人とのやりとり」を、自分の時間を割いてまでやる気は無いし、自分のパソコンのソフトを立ち上げなくても、どこからでも更新ができるブログというシステムの、便利なところだけを利用させてもらっているだけだ。
で、なんでまた日記を書こうと思ったか、ということもこれまで定期的に書いているのだけれど、改めて書いてみると。
自分だけが読める日記を書くと、その日に起こったいいことも悪いことも全部、実名を挙げて書いてしまう。高校時代の交換日記を後で読むと恥ずかしい、みたいなことになる。交換日記なら恥ずかしいで済むのだけれど、大人だからイヤなことも思い出してしまう。誰も読まない日記は、誰にも読ませたくない日記になっていくのだ。
自分でホームページを作って、公開される前提で日記を書いてみたら、書いてはいけないことは書かないから、後で読みなおしても冷静に読めることがわかった。しかも家にノートが増えるわけでもないから管理もラク。
そういう感じでブログを続けていたのだけれど、最近本当に書く気が失せた。書くことが無いんじゃなくて、毎日仕事があってありがたくて幸せなんだと思う。こないだはいろいろ残念なことがあって、何が残念なのかを伝えたかったし書き残したかったので長々と書いたけれど、終わってみればまぁどうでもいいことだった。もう失礼なメールも来ないし。
忘れっぽいから、いろんなことはなるべく書き残しておきたいんだけど、書き残すってのはそういうエネルギーと時間が無いと本当にやれないんだなーと改めて思った。
もはや誰が読んでいるんだかわかりませんが、私自身はそんな調子なもので、更新頻度はどうぞ期待しないでください。突然モリモリ書く時期もあるかもしれないけれど、それは私にもわからないもので。だってこれ、タレントの皆さんのように仕事でやってるわけじゃないし。
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