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2009年5月

全然書いてない

 ブログを書くときと書かないときの差は何だろう、と考えてみた。

 もともとブログは、誰かに読んでもらうためというよりは、自分がそのときに思ったことを、後で読めるように書こうと思って始めた。世の中にブログというものが登場する前から、自分のホームページではずっと日記を書いていたが、更新がラクな「ブログ」というものが登場したので乗り替わっただけ。

 今となってはウソみたいだが、このアメーバブログがこんなに大きくなる前から利用していたので、最初の頃は「日記」というおおざっぱなジャンルで10位以内に入っていた。それはホームページの日記を読んでいた人がそのまま読みに来てくれたからで、まだ世の中の多くの人がブログなんか始めていなかったからそうなっただけのこと。
 私がコメントをつけられないようにしていることについて「あなたはブログがわかっていない」と言ってきた人もいたんだけれど、私は「匿名の人とのやりとり」を、自分の時間を割いてまでやる気は無いし、自分のパソコンのソフトを立ち上げなくても、どこからでも更新ができるブログというシステムの、便利なところだけを利用させてもらっているだけだ。

 で、なんでまた日記を書こうと思ったか、ということもこれまで定期的に書いているのだけれど、改めて書いてみると。

 自分だけが読める日記を書くと、その日に起こったいいことも悪いことも全部、実名を挙げて書いてしまう。高校時代の交換日記を後で読むと恥ずかしい、みたいなことになる。交換日記なら恥ずかしいで済むのだけれど、大人だからイヤなことも思い出してしまう。誰も読まない日記は、誰にも読ませたくない日記になっていくのだ。

 自分でホームページを作って、公開される前提で日記を書いてみたら、書いてはいけないことは書かないから、後で読みなおしても冷静に読めることがわかった。しかも家にノートが増えるわけでもないから管理もラク。

 そういう感じでブログを続けていたのだけれど、最近本当に書く気が失せた。書くことが無いんじゃなくて、毎日仕事があってありがたくて幸せなんだと思う。こないだはいろいろ残念なことがあって、何が残念なのかを伝えたかったし書き残したかったので長々と書いたけれど、終わってみればまぁどうでもいいことだった。もう失礼なメールも来ないし。

 忘れっぽいから、いろんなことはなるべく書き残しておきたいんだけど、書き残すってのはそういうエネルギーと時間が無いと本当にやれないんだなーと改めて思った。

 もはや誰が読んでいるんだかわかりませんが、私自身はそんな調子なもので、更新頻度はどうぞ期待しないでください。突然モリモリ書く時期もあるかもしれないけれど、それは私にもわからないもので。だってこれ、タレントの皆さんのように仕事でやってるわけじゃないし。

スタミナ源たれ

 ラジオの準備をしながら「タモリ倶楽部」を見ていたのだが、どうしても訂正したいことがある。ってどうでもいいんだけど。

 きょうは「タレ選手権」みたいなことをやっていて、いちばん最初に紹介されたのが、青森の「スタミナ源たれ」だった。

 青森ではシェア70%というのは放送で初めて知ったが、確かに焼肉といえば「スタミナ源たれ」だ。納豆は太子納豆でしょうゆはワダカン。うちの近所のスーパーで太子納豆が売られているのを見つけたときには思わず買ってしまった。別に思い入れは無いのに。

 さて。たれを紹介しているマギーさんが、このタレの名前を「スタミナ/源たれ」というように区切って言った。タモリさんが「あ、そうやって読むの?」と反応したが、タモリさんの違和感は正しい。

 このタレの名前は「スタミナ源/たれ」で切るのが正しい。そういうコマーシャルを子供の頃からさんざん見ているので、改めてメーカーに確認するまでもない。

 すいません、書いてみたけどどうでもいい話だな。あ、このタレは果物の甘みが深くておいしいというのは本当。それは東京に来て他の焼肉のタレを知って思ったことなのだけど。

 っていうか今日は調味料の話しかしてないじゃん。

不思議なしょうゆ

 明日のラジオの準備をしなければならず、夜食は手軽に済ませようと思ってデパ地下で寿司を買った。また寿司かと思われるだろうが、なんだかずっと寿司モードなのだ。
 どれにしようかと見ていたら店員さんが値段の下がったシールを持ってやってきたので、もちろん貼られるまで待とうと思ったのだが、隣にいたオバサンは「お兄ちゃんどれに貼るの? これに貼る? 貼ってよ~」と積極的にアピールをしていた。私にもこのぐらいの積極性は必要だろうか。うーん、無理だな。

 さて、安くなった寿司を買って帰って食べようと、小皿にしょうゆを入れた。旅先や外で食べるときは別だが、家で食べるときは付いてくるしょうゆではなく家のしょうゆを使う。その方がおいしいからだ。
 全部がそうだとは言わないが、タダでついてくるものは何かしら安くする工夫がある。寿司についてくるしょうゆの原材料を見ると、たいてい「カラメル色素」と書いてあると思う。色がつけてあるということだ。

 きょうの寿司には「さしみしょうゆ」という名前のしょうゆが付いていた。何が違うんだろうと思って原材料を見て驚いた。

原材料名:本醸造醤油、砂糖、食塩、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、オイスターソース、甘味料(甘草)

 これはもはや、しょうゆというより合わせ調味料の域に達してはいないか。この調味料が刺身や寿司に合うとも思えないし。

 いつもなら捨てるところだが、逆に興味がわいてしまったので小皿にあけてみた。

きょうのいまいずみ ~アナ話~-090501-01

 右がうちのしょうゆ、左がその「さしみしょうゆ」。明らかに色が濃いのがわかると思う。舐めてみたら、なんだか無駄に甘かった。さしみも寿司にも合うとは思わない。

 しょうゆはしょっぱいだけではなくて、発酵による旨みがある。それを補うために、砂糖で甘味を、オイスターソースで旨みを足しているのだと思うのだけれど、どうしてもしょうゆよりはどろっとしてしまう。

 食べられないものが入っているわけではない。これはこういうものだと思って使わないだけ。タダにはタダの理由がちゃんとあり、それがお金を出して買ったものより美味しいはずは無いよねぇ。

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