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2010年4月

初めての

ものすごく興味があるのか、と改めて問われると、正直言ってわからない。でも、もし機会があったならば、一度は体験してみたいと思うことがいくつかある。

「すきやばし次郎」でお寿司をいただく。屋形船に乗る。オペラを観る。豪華客船で旅をする。あとなんだろう。まぁ総じて「贅沢なことをやってみる」みたいなことだろうか。

ひとつだけ、それらとはまったく違うジャンルで、一度体験してみたいものがあった。宝塚だ。

宝塚のことはみんな知っている。でも、実際のところ何が行われているかを実際に見て知っている人は多くない。どんなものだか、一度は観てみたいとずっと思っていたのだ。とはいっても、じゃあ行きましょう、とはなかなかならない。大体にしてチケットが取れないし、男一人で行っていいかどうかわからないし(別に問題はないんだけど)。

スタイリストさんのお知り合いが、雪組の未来優希さんのお母様で、チケットを取ってもらえそうなんだけどどうですか、と声をかけてもらった。「レディス4」の関口さんと松波さんも行くという。この機会を逃すと一生行けない気がしたので、行ってみることにした。

大島さんは長年の宝塚ファンだ。「レディス4」では渡辺さんもベルばらの頃から観ている。2人に「宝塚を観に行くことになった」と言ったら、まったく同じアドバイスをもらった。要約するとこういうこと。

「あれこれ疑問に思わず、ここは夢の世界なんだと思って、没頭してね」

私と関口さんは初めて、松波さんは二度目の宝塚だったが、松波さんの記憶があいまいなのでまったくあてにならなかった。大急ぎで打ち合わせを終えて、劇場近くのそば屋で「いちばん早いメニュー」というので山菜おろしそばを頼んで、3人で「これから夢の世界に行きましょう」と気の持ちようの確認をした。公演は3時間だと聞いていたので、松波さんが「あたし眠くなっちゃったらどうしよう」と心配そうに言った。ふと見ると、テーブルの上に梅干しのようなものが小分けに袋詰めされたものが置いてある。どうやらタダらしい。

「もし眠くなったらこれ食べよう」と言ってひとつずつ取った。たぶんいちばん不純な観客だったと思うが、なにせ初めてだから不安がいろいろあったのだ。

お母様に入口でチケットをいただき席に行ってみたら、なんと前から2列目のSS席だった。こんな席きっと取れない。未来さんは今回の公演で退団なさるから、そういうこともあったのかもしれない。

そして舞台の幕が空き、いきなりたくさんの人が舞台上にいたので、私達3人は思わず「わー」と声を出してしまった。でもそんな人は周りにはいなかったので一瞬じろっと見られてしまった。

ここまでのことは初心者なので、宝塚ファンの方はお許しいただきたい。率直に感想を言えば、私達は3人とも宝塚を堪能した。楽しかった。

なんというか、見てくださる方へのサービス精神というものが、こんなにてんこ盛りの舞台は初めてだった。前から2列目だから余計にそう思ったのかもしれないとちょっと思ったのだけれど、でも前から2列目だからよくわかった。トップスターの皆さんは、すべての席にまんべんなく視線を送っていた。ありがとうという気持ちを込めて、何ひとつ分け隔てなく。

2部のレビューは、歌も踊りもレベルが高かったし、若い団員の皆さんのラインダンスとか、いつの間にか舞台に階段が降りてくるとか、トップスターが着けている羽根とか、とにかく「ああこれこれ~!これが生で見てみたかった~!」というのがたくさんあって、見ごたえたっぷりだった。かっこいいのだ。

今後私達3人が、こんないい席で宝塚を観ることはきっとないだろう。でも、観て良かった。究極のエンターテインメントだな。ひたすらに楽しんでいただくんだもの。

久しぶりの同期会

日本テレビのアナウンサーではないが、日本テレビに同じ年に入社したアナウンサーは同期という感覚がある。研修を一緒にやったからだ。

私の同期は金子くん、河村くん、笛吹さん、藪本さんの4人。福岡放送を退職して東京に移り住んだときに「清保が東京に来たから」というので5人で集まって食事をしたのだけれど、そのときにみんなが「いやー、4人揃うのって新人研修以来だねー」と言ったのでちょっと驚いた。でも考えてみたら、私の福岡放送時代の同期が4人で飲んだことなんて、研修のとき以来一度も無かった。仲がいいとか悪いとかいうことじゃなく、お互いの仕事が違ってくるから集まれなくなるのだ。

それが今から12年ほど前のこと。

やぶ(藪本)の家には、やぶが会社を辞めてから時々遊びに行くようになっていたのだけれど、やぶが大学院に行っていたこの2年は会っていなかった。向こうは忙しかったし、こっちは引っ越して家が遠くなったし。

やぶが修士を終えたので、久しぶりにごはん食べようよ、ということになったのだが、そういえば笛吹も「リアルタイム」が終わったから、誘ってみようと思った。笛吹に声をかけるときに「そういえば金子ってどうしてる?」ということになり、ここまできたら河村にも声をかけようということになった。

河村くんは実況アナなので、野球シーズンが始まるとほぼ夜は球場にいる。だから最初は誘うつもりはなかったのだけれど、東京ドームの近くだったら途中から合流できるんじゃないかと思ったのだ。

ということで、久しぶりにみんなで会った。河村は10時前に合流。

お互いに技術や経験が全然無いときのことを知っているし、大学を出たばかりのときに会っているから、もともとどういう人か知っている。だから、なんだかものすごくラクだった。それぞれに立場が変わり、歳も重ねていたので、思い出話というよりは今の話になったのだけれど、今のことをこんなにラクに話せる相手って、実はなかなかいない。それは、みんながみんなの昔を知っているから。

「変わんないねぇ」と言い合って、それは本当にそうで、見た目の印象も実際も全然変わらなかった。もちろんよく見りゃそれぞれに劣化しているんだけど、なんというか、気のおけない仲間ってこういうことかと思った。たくさん会っていて仲がいい、というのとは別のこと。

思い切って連絡してみて良かったな。本当に楽しかった。

のろま大将改め夕焼け大将

きょうのゲストは大江裕さんと和田青児さんの北島ファミリーコンビ。

どなたにお越しいただいても楽しみなのだが、きょうはとても楽しみだった。ずっと「大江くん」が楽しみでからくりテレビを見ていたぐらいだったから。

きっとあのまんまなんだろうと思っていたのだが、思った以上にあのまんまの方だった。スタジオに入る前も入った後も、映っていてもいなくても。いろいろな人に深々とおじぎをし、しまいにはカメラマンじゃなくてカメラにおじぎしていた。

今回はロケで、大江さんがちらし寿司と筑前煮を作って和田さんにふるまう、というシーンがあった。何を買うのか忘れたり、料理を作っていたらわけがわからなくなったりと、私が知っている大江さんそのまんまだったが、味はおいしかったそうだ。どこで料理を覚えたのかと聞いたら「婦人会ですぅ」という。

大江さんはだんじりで知られる大阪岸和田の生まれ。男3人兄弟の真ん中で、兄と弟はだんじりが大好きだそうだが、なぜか次男の裕くんだけは、町内会婦人部の皆さんと一緒に、朝の4時から炊き出しのお手伝い。「だって危ないじゃないですか」だって。アハハハハ。

一緒にいてあんなになごむ人に会ったことがない。あれでは北島三郎さんも怒る気がしないだろう。あのまんま芸能界で、みんなに愛されていくんだろうなぁ。

最近のごはん。

日曜日。前の日の花見のレタスやサンチュやタレが残っていたので焼肉丼。

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夜はぶりの照り焼き。番組で教わった中村孝明さんレシピで。

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月曜日のオンエア中、大島さんに「キノコの蒸し炒めを明太子とだし醤油で和える、若林さんのレシピがおいしくてはまっている」と言ったら「それパスタに絡めてもおいしそうだね」「あ、絶対合いますね」ということになってやってみた。

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画像を撮る準備に手間取っていたらたらこに火が通りすぎてしまったが、十分おいしかった。普段家で夜にパスタなんか食べないんだけど。


きょうの昼。残っていた鶏肉と残っていたレタスで照焼丼。

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焼肉丼とは味付けが違うんだけど、見た目は変わらないな。

なんかマメっぽいじゃん自分。

こじんまりと花見

毎月第一土曜日はかつしかFM「どうにもとまらない」の日。番組表だと「ど~にもとまらない」になってるんだけど、そんな表記をしたことは一度も無い、っていうか別にどっちでもいい(笑)。

劇団カラーチャイルドの里中くんと中村さんが芝居の告知に来てくれた。番組レギュラーのおかおさんも出る。カラチャイは役者がずっと動いているような芝居なのだが、おかおさんは大丈夫だろうか。公演の詳細はこちら

かつしかFMは葛飾区役所の敷地内にあり、区役所の隣はさくら通りと呼ばれて桜並木になっている。去年ここでオンエア後に花見をやったんだけど、今年もやってみた。といっても、カラチャイの2人とおかおさんは稽古があるので、乾杯だけで帰っちゃったけど。
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残った3人で焼肉。ディレクターのじん君は場所取り、りよんちゃんと私は近くのスーパーで飲み物や総菜、そして肉を買った。肉以外は私が家で準備してきた。

肉を焼き、
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焼いたらサンチュやレタスに載せ、
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その上に固まったタレを載せて包んで食べる。
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このタレは、2gの粉寒天を100mlの水で煮溶かし(沸騰したあともしばらくかき混ぜてしっかり溶かすこと)そこに100mlの市販の焼肉のタレを入れて、冷やして固めたもの。皿が汚れないし、タレが脂っこくならないし、外で食べる焼肉やバーベキューには最適なのでお試しを。

去年はコウケンテツさんにいただいた本に載っていたプルコギを作った。花見ってどうしても寒いので、ひとつでも温かいメニューがあるといい。コンロにあたれるし。

そこそこ食べたところでぱらっと雨が降って寒くなったので「撤収~!」と号令をかけてとっとと退散。寒い日の花見はだらだらやらないのがいちばんだな。

最近のうちごはん

自分で作って食べたものを記録しようと思ったのにすっかり忘れていた。画像だけは撮ってるんだけど。

ちょっと昆布締めにはまっていたので、マグロばかり食べていた。

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金曜の夜、閉店間際に買った半額のマグロを昆布締めにしておいて、土曜の昼に食べた。食べる前にだし醤油でさっと漬けにして。安いマグロもこうするとそれなりにいただける。

マグロが残ったので夜はサラダに。

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わさび菜とみょうがと和えて。ドレッシングは白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、コショウ、粒マスタードをなんとなく混ぜたもの。あれ、もうひとつ何か食べた気がするんだけど画像撮ってない。

日曜の昼はチャーハン。わさび菜の茎としば漬けを入れた。

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あとはカリカリベーコンとわさび菜のサラダ。ドレッシングはポン酢とごま油だったっけ。

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月曜は、サバが安かったので味噌煮を作ろうと思ったのだけれど、フルーツトマトも安くておいしそうだったので買った。

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モッツァレラチーズと一緒に並べて、去年山野本くんにもらった沖縄の塩「ぬちまーす」とオリーブオイルとバジルでカプレーゼ。いつもはバジルなんて載せないんだけど、ブログに載せようと思ってちょっと贅沢。

カプレーゼにはワインだな、と思って白ワインを買って帰ったので、サバも路線変更。

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塩、コショウ、ニンニク、オリーブオイルをかけてオーブントースターで焼いた。気持ちだけイタリアン。ソースはレモン汁とオリーブオイルと塩、コショウを混ぜたもの。おいしかったけれど、トースターの中で油が燃えてくさかった。

火曜は楽しい外食だったので、きょうは家で真鱈のムニエル。

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トースターで焼くとラクだけど汚れるという反省を踏まえて、きょうはフライパンで焼いた。オリーブオイルとニンニクで、皮目から弱めの火で、皮がカリカリになるように焼く。ソースはフライパンに残った油にバター、レモン汁、アンチョビペーストを加えて月曜のサバよりこってり仕上げ。タラは淡白だし。

友達の美佳ちゃんがいつも作ってくれる煮卵を初めて作ってみた。

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高山なおみさんのレシピで。初めて高山さんにお会いしたアノニマのパーティーで、高山さんに「はいどうぞ」と煮卵を渡されたのだった。香菜(シャンツァイ、西洋ではコリアンダー、タイではパクチー)が添えてあって、おいしくてビックリした。だからこの煮卵には必ず香菜。

半熟のゆで卵の加減がわからなくて、ネットで調べた情報でまず1つ茹でてみたら、固めの温泉卵みたいになって失敗した。2個目でうまくいった。

こうやって並べると「一週間」みたいだな。月曜日はサバをイタリアーン、水曜日はタラのムニエルー、テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー♪

何の記録だか。

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